お金とは何か?お金の悩みから解放される方法とは?

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「お金を1000万円も貯めたけど、怖くて使えない」

って言う人がいてびっくりしました。

彼女はお金を使うことが罪悪だと感じて、無駄使いは一切せずにコツコツ貯めてあっというまに1000万円貯まっていました。

お金は使わなかったら当然貯まりますが、使わないお金っていったい何なんだろう?

「代わりに私が使ってあげるよ!」

って言っていました。

彼女にとってお金が人生の「お守り」なんだと思います。

あればあるほど安心みたいな。

それには私も激しく賛同しますが、実はお金を「お守り」だと考えるのは非常に危険なのです。

お金とは「お守り」だと考えることの危険性

お金に安心を求めれば求めるほど、お金に縛られて窮屈な思いをします。
お金は、持っていても邪魔にならないけれどたくさんあればあるほど盗まれる心配や、インフレで目減りしたりするかもしれないし心の中は常に恐怖と隣り合わせになるようです。

私はそこまで心配するくらい持っていませんが。

そしてお金を銀行に預けてしまってみんなで使わなくなると、デフレ(ものの値段が下がる)になって日本の経済は縮小し、どんどん貧しくなるようです。

日本経済が縮小しようが拡大しようが、お金を使ってもまた入ってくるのなら、迷うことなく使いますが、入ってくるアテが無ければ使いたくないですよね?

ところで、お金が「お守り」でなければいったい何なんでしょうか??

お金のプロにお金とは何かを聞いてみました!

お金のプロたちはお金についてどんな定義をしているのか、聞いてみました。

もちろん直接聞けるわけがないので、プロたちが出している本からお金のプロたちのお金の定義を引っ張り出してみました。

ホリエモンが考えるお金とは何か?

まずはホリエモン。

ホリエモンの「お金はいつも正しい」では次のようにお金を定義しています。

お金とは「信用そのもの」をわかりやすく数値化したものであり、実は信用こそが実体なのです。

引用元:「お金はいつも正しい」双葉社、堀江貴文著

ホリエモンの場合は、稼ぐ力があるので「借金」も利用してお金を増やしています。

稼ぐ力のある人は、信用されてお金も入ってくる。そういう循環なのかもしれません。

逆に私のような主婦は信用ゼロです。

お金を信用と考えることは、正直あまりピンときませんし、もしお金が信用ならば主婦にとってお金は遠い存在です。

山崎元氏が考えるお金とは何か?

経済評論家の山崎元氏は「学校ではおしえてくれないお金の授業」でお金について次のように定義しています。

「お金とは、それをもって支払いができる手段」
お金というものは結局のところ「手段」以上でも以下でもない。

引用元:「学校では教えてくれないお金の授業」PHP出版、山崎元著

金融商品について辛口コメントな山崎元さんは、お金を手段、ツールでありそれ以上でもそれ以下でもないと断言しています。

まさしくその通りなのですが、決済手段である前にお金にはいろんな思惑やルールが潜んでいます。

例えば、
見栄の為にお金を使う、
お世話になっている人に感謝のギフトを送る、
子どもの夢を応援するために大金を支払う、
などがあります。

お金が決済手段としての機能を果たす前に、いろいろな感情が入り乱れてそれらの感情もお金に含まれているはず。

ライフネット生命の出口治朗氏の考えるお金とは?

ライフネット生命社長の出口治朗氏は「お金の教養」の中で次のようにお金を定義しています。

お金とは、「あなたは価値ある労働をしましたよ。世の中に価値を生み出しました」と証明してくれるもの。

引用元:「働く君に伝えたい「お金」の教養」ポプラ社、出口治朗著

お金は働いた価値に対する対価・・・

この考え方は、会社で働き、社会での何らかのポジションを得て能力を提供しているならばしっくりくるでしょう。

お金は労働や何らかのサービスを提供して得られるものであります。

一方、消費者はこれらのサービスを使う側。お金という対価を支払わなければなりません。

ある時は労働者として働き、その対価でお金を受け取り、ある時は消費者としてお金を支払うことでお金が循環していけば何もこわいものはありません。

価値の循環の中に「お金」はあるのが理想です。

斉藤一人さんが考えるお金とは何か?

「お金とは何ですか?」っていうとこれは神様からのご褒美。
お金というものは神の霊感。神様の最高のアイデア。

引用元:「お金に愛される315の教え」KKロングセラーズ、斉藤一人著

斉藤一人さんらしいですね。

スピリチュアルが好きな人は、斉藤一人さんの考え方に激しく共感するか盲進するのでしょう。

私はスピリチュアル的な素養がないので、いまいちピンときません。

スピリチュアル系の人たちは、お金を「感謝のエネルギー」だとも考えています。

「「ありがとう」という感謝の言葉がお金を引き寄せる」というものです。

お金は目に見えない力で動いているという事実があります。

それが感謝であり、神様からのご褒美のようです。

ひふみ投信社長、藤野英人氏の考えるお金とは何か?

ひふみ投信の藤野英人氏は、「投資家が「お金」よりも大切にしていること」の著書の中でお金について次のような記載があります。

お金とは本来は目に見えないエネルギーの一種。
そのエネルギーをどう世の中に流してみんなと一緒にどんな未来を造っていくのか?
そういったことを考えることが「お金」について考えることであり、お金の哲学。

貯金として眠っているお金は、エネルギーが消滅した「死んだお金」

引用元:「投資家が「お金」よりも大切にしていること」講談社、藤野英人著

お金をエネルギーだと考えていますが、藤野さんの場合は、「どんな未来を作っていきたいか?」それぞれの未来への期待感がエネルギーとなって回っているというもの。

同じエネルギーでも、神様や感謝よりも現実的であり、私はこの考え方が大好きです。

藤野さんは、お金が10億円あったらご自身の会社のファンドである「ひふみ投信」にほとんどのお金を投資したいと考えています。

社長自ら投資したいと考えている会社はとてもクリーンですよね。

私もひふみ投信でお金を増やしてもらっています。

お金を安全で確実に増やすなら積立投資がおすすめ。セゾン、ひふみ、コモンズ投信の社長から直接お話しを聞いたまとめ
「お金増やしたいけど、貯金じゃ全然増えないなー」 「学資保険とか終身保険もあんまりぱっとしないし」 「投資もやりたけどリスクが怖いし、難...

三橋貴明さんの考えるお金とは何か?

経済ジャーナリストの三橋貴明氏は「日本人がほんとうは知らないお金の話」の中でこのようにお金を定義づけています。

「お金は債務の債権の記録」

債務とは借金、債権とは資産です。

日銀は、現金を発行するときに国債を買い取ります。

私たちが手にしている現金は日銀にとっては負債(借金)であり、私たちにとっては資産になります。

お金は、元々物々交換の手段だったと一般的には考えられていますが、そのような史実は存在していないようで、古代文明社会では「支払いと購入の記録」をつけていてそれをお金にしていたと述べています。

「支払いと購入の記録」は、今で言うところのバランスシートのようなものです。

さらに、三橋氏によると、お金は経済の中心ではないし、お金の担保は金などの貴金属ではありません。

お金は所得であり、経済力の供給能力であるようです。

供給能力とは、国民の需要を満たすものやサービスの供給能力のことで、経済力とはその強さです。

豊かさや貧しさを決定づけるのは所得であり、所得は、生産と需要と等しいようです。

だから、消費を押さえる(お金を使わない)ことは所得を減らし、経済力を落とすのだそうです。

私の説明は下手なので実際に三橋さんの本を読まれることをおすすめします。

お金の悩みから解放される方法とは?

お金について詳しい人はお金を「お守り」だと考えている人は誰もいません。

お金のプロたちはそれぞれお金について定義付けしていて、それが信用であり、価値を生み出すものであり、決済手段であり、エネルギーの一種であり、経済を回すためのツールなどと考えています。

お金は見る人や見る角度によって、いろんな定義付けができるものでもあります。

結局、一般家庭でプロの専門家のお金についての考え方を取り入れてみると

まず、労働することでお金を得ます。
家族の中で労働する人がたくさんいる、もしくは一人で数人分くらいの稼ぐ力があれば多くお金は入ってきます。

問題なのは、家族全員労働していない場合です。

そういった場合は、二つの方法があります。

一つは価値を作り出し(自営業か会社を興す)。
もう一つは、上場している会社に投資してそのリターンをもらうことです。

「働かざるもの食うべからず」

ということわざのせいか、働かないことは後ろめたいことだと考えている人たちが多いようですが、自分が働かなくとも応援したい会社などに投資することで、間接的にその会社で働いていることになります。

投資が上手にできるようになるとお金の心配から解放されます。

そしていくらお金を使っても、減らない家計にすることも可能なのです

お金とは、未来を作る投票券!

お金についていろいろ考えた末、お金とは、未来を作る投票券だと考えるようになりました。

明るい未来を創造する可能性のある企業を応援する意味でお金を使う。

投資は投票の一種です。

ノリに乗っている、創造的な仕事をしている会社を応援してそのリターンをもらう。

そうすることで、お金が増えて返ってくる。

その循環がもっと暮らしやすい新しい未来を作っていくと信じています。

今は、住宅購入資金を貯めるため短期目線でアグレッシブにお金を増やす努力をしていますが、将来的には応援したい会社に長期目線で投資していきたいです。

お金を使えば使うほど経済が循環。

そのお金のエネルギーを使って勢いのある未来を創造し、資産も順調に増える続ける強い家計を目指しましょう。

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