感涙!「殿、利息でござる」。羽生結弦クンお殿様姿を披露。実話だからこそ深い、お金の話しとは?

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久々に感動しました。「殿、利息でござる」という映画です。
今から240年も前にあった実話だそうで、これ書きながらも胸が詰まって涙が溢れそうです。

「殿、利息でござる」とは?

無私の日本人 (文春文庫)」という短編集の中の「穀田屋十三郎」というお話しを元に作られた映画です。元々は、実在した人たちが「末代まで誰にも語ってはならぬ」という話を和尚さんが「国恩記」という本に記録として残した本当にあったお話です。

あまりにもできすぎた話で、最初は「嘘だろう」と、斜めに見ていましたが途中からだめでした。涙腺が緩んで。館内のあっちこっちから鼻をすする音がしてきました。館内の観客たちに号泣が起きていたようです。

あらすじ

仙台藩の宿場町だった「吉岡宿」は、伝馬?(映画で聞いただけなので漢字は不明です)と呼ばれる負担が重く、更に年々泊り客が少なくなり夜逃げをする人が後を絶ちませんでした。

貧乏な宿場町の伝馬の負担を減らそうとして、ある住民が殿様(伊達)にお金を貸して利息をもらおうと思いつき、住民が結束して行くストーリーです。

単純な話ですが、コミカルな中にも涙があって最後まで飽きさせません。

キャスト

殿、利息でござる

阿部サダヲ 穀田屋十三郎
瑛太 菅原屋篤平治
妻夫木聡 浅野屋甚内
竹内結子 とき
寺脇康文 遠藤幾右衛門
きたろう 穀田屋十兵衛
千葉雄大 千坂仲内
橋本一郎 早坂屋新四郎
中本賢 穀田屋善八
西村雅彦 遠藤寿内
山本舞香 なつ
岩田華怜 加代
堀部圭亮 橋本権右衛門
斉藤歩
芦川誠
中村ゆうじ
上田耕一
重岡大毅 穀田屋音右衛門
羽生結弦 伊達重村
松田龍平 萱場杢
草笛光子 きよ
山崎努先代・浅野屋甚内十三郎

西村雅彦さん、いい味出してました。瑛大さんや妻夫木さんも。個人的には伊達家の役人役の松田龍平さんの演技良かったです。

見どころ

「殿、利息でござる」の見どころは、兄の父と弟への誤解です。兄は、長男なのに養子に出されたため、造り酒屋をしている実家の父と弟に対してわだかまりを持っていました。このわだかまりが解けた時に、涙が吹き出ました。

このシーン以外にも、3か所くらい涙なしには観れない場面があり、今でも思い出すと目頭が熱くなってきます。

最後の方で、伊達のお殿様を演じる羽生弓弦君が登場しますが、このシーンも圧巻です。お殿様姿の羽生君。スケートの時の存在感とは全く別の貫録を見せてくれました。

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利息について、西洋の利息を利用した人たちと比較して

殿様にお金を貸して利息をもらい、大儲けした例は日本以外にもあります。ヨーロッパがそうです。

ロスチャイルド一族が、王様にお金を貸して利息を得て、今でも大繁栄しています。ロスチャイルド家は、世界中の中央銀行に資本を持っているとまで言われいます。

なので、やり方によって大儲けできたのですが、そこは日本人。私利私欲よりも地元の利益を優先。私財を投げうってでも、地域の人たちやその子々孫々を救いたいその一心で頑張って成し遂げたのです。

中でも、穀田十三郎の実家、浅田屋の父と弟。一人の高潔な人物が周りを動かし、殿様を動かし、地元を救ったのでした。

これまで私は利息に対してダークなイメージしかなかったのですが、考え方が変わりました。

それとお金に対するイメージも。新しい角度からお金を見直す機会になりました。

映画は本当におすすめです。

それと「無私の日本人」の中の短編をシリーズ化して映画化してもらいたいです。

歴史の教科書に出てくる、天皇や公家、武士などには全く興味がありませんが、一般庶民にはものすごく興味があります。昔の日本人が持っていた精神をもっと知りたくなりました。

無私の日本人 (文春文庫)

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