「そろそろボーカルスクールに通おうかな」
先日、ぼそっとうちの子が言いました。
私はドキッとしました。
「本気かよ・・・」
私は本音を言えば、うちの子が歌手になれるとは思っていません。
もし、奇跡的に歌手になれたとしても、一生食べていけるとも思っていません。
子どもの夢は前々から聞いていましたが、あんまり真剣に相手にしていませんでした。
だからいつも軽く受け流していたのです。
「きゃりーぱみゅぱみゅみたいになるよ」
ここで子どもの目を覚まさせるかどうか、かなり悩みました。
歌手になる努力するんだったら、もっと現実的に勉強も頑張って欲しいからです。
うちの子、勉強には全くというかほとんど興味がありません。本当に適当です。
「歌手になりたいっていう人いっぱいいるから、大変だよ」
「もし歌手になれても、売れなかったらお金が入ってこないからバイトとかしなくちゃいけないよ」
「才能と運の世界だから努力だけでは難しいよ」
この三つを伝えたいのですが、実は今回初めて子どもが自分から「~したい」と主体的にやりたいことを伝えてくれたのです。
この子どもの心の変化を、大人が頭から否定するのはいかがなものか?とも考えてしまいました。
「歌手になりたい」夢を持っているなら主体的に計画的に生きてもらいたい
もくじ
大人になるに連れて、目の前の現実的な仕事や人間関係に忙殺されてだんだん夢なんてなくなってきます。
もし、あったとしても何となく気恥ずかしくなって諦めてしまうものです。
だけど、子供の頃の夢は何となく侮れないものがあるかも?とも考えてています。
私の小学校時代の夢
私も実は子どもの頃、夢を持っていました。
その夢を語るのも恥ずかしいのですが、、、
「小説家」です。
小学校時代に書いた「将来の夢」という作文には「芥川賞を受賞して小説家になる」としっかりと書かれています。
無謀すぎる夢でした。
家族みんなに笑われました。「なれるわけ無いだろう」って。
だけど、小説家になれなかったけれど、今、ライターとして「書く」仕事ができているから夢は半分叶っているのかもしれません。
子どもの頃、周りから「無理だろう」「無謀だろう」と言われても、どうしたらなれるのかを、必死で考えました。それなりに努力もしました。
周りから「無謀」に見える夢でも、子どもは自分なりの将来を何となく描いているものなのかもしれません。
自分の将来の夢を漠然と考え出したときに、自分の人生に本気になる
子どももそろそろ自分の将来と自分の人生を本気で考え出しているのかもしれません。
歌手になれなかったら他にどんな仕事があるか分かりませんが、「歌うことが大好き」な子どもは、将来人気歌手になれなくとも「歌をうたう仕事」をしているかもしれません。
親としては、好きなことを仕事にして何とか頑張ってもらいたい。
ボーカルスクールへの投資は「歌手になりたい」子どもの自立への投資
ボーカルスクールの月謝を調べてみたら、月に2回のレッスンで1万円くらい。月2回くらいだったら何とかなりそうです。
参考→ケイコとマナブ.net
今年の始めに立てた家計管理の予算には全く組み込まれていない項目ですが、何とか捻出するしかないでしょう。
本音は貯金に回したいところですが、それよりも子どもが自分の将来を本気で考えて、自分の好きなことで仕事をするための自立への投資の方が意味があるように思えます。
そして、中学受験や私立の中学校や高校に通うよりは遙かに安い教育費
不確実性が極めてたかい投資であり教育費ではありますが、子どものスポンサーになるのも親の役目。
うちの子なりに、頑張って欲しいですね。
「歌手になりたい」なら、勉強もやってね
主人に子どものボーカルスクールの件を話したら、主人は嫌な顔をしました。うちの主人は、芸能関係の仕事をハナッから相手にしてません。
主人は子どもに言い聞かせていました。
「歌手になるなら、勉強もやらないとね。歌手になれなかったらどうするの?」
うちの子、顔が引きつって答えました。
「歌手になれなかったら公務員になるから」
主人は、「公務員って勉強もっと頑張らないとなれないよ、今のままじゃ絶対ムリ」
歌手も公務員も狭き門だと知ったうちの子。
将来に不安を感じているようですが、どっちにしても、本気で取り組んでもらいたい。
ガンバレ(^^♪
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