リボ払いは、借金地獄への入り口

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クレジットカード
クレジットカードのリボ払い。
テレビCMや広告などで、タレントなどを起用してクリーンな感じですよね?

リボ払いが借金地獄の入り口になるなんて、クレジットカードを持ったばかりの社会人には、全く想像がつかないはず。

しかし、絶対にやってはいけないのが、

リボ払いでの、低額の支払いです。

リボ払いとは?

リボ払いとは、正式名はリボルビング払いと言い、
リボルビングは、英語で「回転する」を意味します。

リボ払いは、毎月のカードの支払いを決めておき、その金額を毎月カード会社に支払う制度。

例えば、10万円の買い物をしても、
毎月の支払いを1万円に設定しておけば、
毎月1万円の支払いで済みます。

支払いをする側にとって、負担が少なく、便利な制度に見えますが、
残金に毎月利子が付いて、ゼロになるまで支払い続けなくてはいけません。

「お金を回転させ」続ける、まさにリボルディングなのです。

リボ払いの具体的な借金地獄の例

リボ払いの借金がどのような勢いで増えていくか、具体的に例を見てみましょう。

50万円の買い物をして、毎月1万円のリボ払で支払い。
リボ払いの利息は18パーセントと設定します。

毎月の一万円と内訳(利息/元金) 借金残り
1回目 10000(7500/2500) 残り497500
2回目 10000(7462/2538) 残り494962
3回目 10000(7424/2576) 残り492386
4回目 10000(7385/2614) 残り489771
5回目 10000(7346/2653) 残り487117
6回目 10000(7306/2693) 残り484423
7回目 10000(7266/2733) 残り481690
8回目 10000(7225/2775) 残り478915
9回目 10000(7183/2816) 残り476098
10回目 10000(7141/2858) 残り473239
11回目 10000(7098/2901) 残り470337
12回目 10000(7055/2944) 残り467392

一年間での支払いが12万円。
返済された元金はわずか3万円くらい。

支払った12万のほとんどが利息。

残りの借金は約47万。

という、恐ろしい状態になります。

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支払返済期間が長くなれば長くなるほど、支払いの負担額は増えます。

リボ払いで借金地獄になるクレジットカードの使い方

毎月、クレジットカードで買い物をして、リボ払いで支払い続ければ、借金地獄から抜け出せない状態になります。
債務整理や自己破産などする人たちの半数以上が、最初の入り口がリボ払いだったと答えています。

クレジットカード会社が、タレントなどを起用して、クリーンなイメージで宣伝するのは、リボ払いが、クレジットカード会社にとって、儲かるからなのです。

情報弱者の無知を利用して、儲けているとしかみえないのは私だけでしょか?

今、水面下ではクレジットカード会社が全国民にクレジットカードを所有させるため、「ライフアシスト制度」導入に向けてロビー活動をしています。

「ライフアシスト制度」とは、クレジットカードの使用額の何パーセントかを税金で還元するという制度です。

しかし、コレは、リボ払いなどのクレジットカードの危険性を知らない人にまで普及すると不幸な人を増やす制度になってしまいます。

現代社会においては、お金のことについて知ろうとするのはタブーだけど、「知らなかった」では済まされないほどの処罰が待っている。。

怖いですね。

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