スマホ料金節約ストーリー、ソフトバンクから格安スマホに乗り換えるまでの物語

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スマホ料金節約

2014年8月。
亀戸のスーパーホテルからソフトバンクに、ナンバーポータビリティの手続き申請の電話を入れました。

ナンバーポータビリティとは、電話番号がそのままで別の携帯会社に移行できるサービスです。

電話口のオペレーターは、私の損失を配慮して親切に回答しました。

「お客様、今、解約されますと違約金が発生いたします」

私は、「別に違約金は想定内なので良いです」と答えました。

親切な電話口のオペレーターは、
「今回、解約される理由は何でしょうか?」としつこく食い下がるので、
私は答えました。

「専業主婦なので、ほとんど外出もしないし、家ではワイハイのネット回線を使っているから、通信料がもったいない。それにお友達も少ないので、携帯でほとんど通話する機会もないので御社との契約は解約したいと考えています」

電話口のオペレーターは、それでも食い下がりました。
「そうしましたら、このようなプランがございますが」

と、とうとうとおすすめプランを説明するのですが、料金がちょっと下がるくらいで全く魅力を感じません。

それに、ホテルのチェックアウトの時間が差し迫っているのに、電話口のオペレーターは、私の申請を受け付けてくれそうにありません。

私は、イラッとしながら強く言いました。

「とりあえず、変更するかしないかは、あとで検討しますので、ナンバーポータビリティの手続きをお願いします」

ナンバーポータビリティは、一度発行されても、一定期間内に別の携帯会社への手続きをしなければ無効になります。

無効になれば、元の携帯会社との契約が続きます。

電話口のオペレーターは、渋々ナンバーポータビリティの手続きを始め、その数分後、当時使用していたiPhoneに、手続き番号が送られてきたのでした。

私は、その足で、有楽町にあるビックカメラに向かう予定でした。

しかし、子どもと一緒だったため、大人のペースであっちこっち連れまわすわけにも行かず、そのまま東京駅に向かい新大阪行きの新幹線に飛び乗ったのでした。

ビックカメラに向かうつもりだったのは、格安シムの手続きが直接できて、その場で新しい電話会社の開通ができるからです。

大手の携帯キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)から格安シムの会社にナンバーポータビリティするためには、通信の情報が入ったシムカードが手元に届く必要があります。

大抵の、格安シム会社への手続きはインターネット上で行われますから、シムカードは、宅配で送られてきます。せいぜい2日くらいですが、このタイムラグが何となく、「何かあったらどうしよう?」と言う風に思ってしまうのです。

その点、店舗で手続きが行われれば、その場で格安シムを手渡され、所持しているシムフリーの電話にそのカードを差し込み、無事にナンバーポータビリティの移行が完了します。

それと同時に、スマホ料金も大幅に節約できるのです。

現在のスマホの料金が高いと考えていても、なかなか格安スマホに移行できないのは、

  • その場で手続きができる店舗が少ないこと
  • インターネットでの手続きに抵抗がある人が多い

この2点が大きいと思います。

私の場合は、自宅に戻ってインターネットから手続きをして、2日後にシムカードが届きました。

シムカードが届くまでの2日間はドキドキものでしたが、何も起こらずにナンバーポータビリティの移行は完了しました。

面倒な格安シムへの移行がスムーズにできた理由

格安シムに移行する半年ほど前から私は、格安シムのテストと練習をしていました。

まず、一万円未満のシムフリーのスマホを購入。


freetel フリーテル SIMフリー スマートフォン Priori ( Android 4.1.2 / 3.5inch / 標準 SIM Dual SIM / ブラック ) FT132A_PR_BK

そして、プリペイド式の格安シムカードを手に入れて、実験していたのでした。


IIJ IIJmio SIM プリペイドパック microSIM 版 ( 開通期限2017年3月31日まで ) IM-B117

更に、そのスマホを使って、iPhoneが使えるかどうかの実験も行っていました。

当時は、格安シムカードでは、ナンバーポータビリティができず、通話は安いガラゲーを利用するつもりでいました。

しかし、2014年7月くらいから、格安シムカードでもナンバーポータビリティが利用できるという情報を仕入れ、解禁になったと同時に格安シムへの移行をしたのでした。

みおふぉんとPriori

格安シムカードに移行した当時は、みおふぉんとPrioriという組み合わせで利用していました。

Prioriは、フリーテルが販売した1万円くらいのスマホ。

スマホ料金節約

このスマホは、シムフリーで、なおかつテザリングの機能も付いていましたから、iPhoneとつないで使っていました。

鞄の中にはPrioriを入れ、表向きはiPhoneを使っていましたから、誰も私が格安シムを使っているとは思っていなかったと思います。

格安シムへ移行する場合の注意点

Prioriで格安シムを使い始めたばかりの時は、通信速度が若干遅くなったように感じました。
それは、通信料金が安いせいだと思ったのですが、実は、Priori本体が、3Gという通信能力が低い機能だったからです。

LTEまたは4Gという通信能力を持つスマホに変えれば、速度の問題は解消されると知り、早速、LTEのスマホを探しました。

ZenFone5との出会い

アマゾンで、「シムフリー LTE スマホ」と検索してヒットしたスマホから、当時発売されたばかりのZenFone5が有力候補にあがりました。

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【国内正規品】ASUSTek ZenFone5 ( SIMフリー / Android4.4.2 / 5型ワイド / microSIM / 16GB / LTE / ゴールド ) A500KL-GD16

色はジャパニーズゴールド、大きさはiPhone6+とほぼ変わらず、容量が少なければ、カードを差し込んで容量アップも可能。値段も2万円台。

アマゾンの評価も高く、早速手に入れたのでした。

ZenFone5を購入して1年経ちますが、何の問題もなく利用しています。

iPhoneとの違いは、OSが、アンドロイドになったことです。

iPhoneで使えたアプリがアンドロイドに無いということもありましたが、大抵のアプリは代替え品があるようです。

スマホ料金節約

iPhoneへの未練

iPhoneはどんどん進化して、同時に値段もつり上がって手が届きません。
シムフリーのiPhoneでなければ使う理由がないですからね。

現在の首相が、「日本の家庭における通信費が高くなっている」というような言及をされて、大手の携帯会社が動き出したようですが、今の格安シムよりも値下がる見込みはないので、当分格安シム生活を楽しみます。

首相は「携帯料金等の家計負担の軽減は大きな課題である。その方策等についてしっかり検討を進めてもらいたい」と発言し、事実上、携帯電話料金の引き下げを求めました。

引用元:ヤフー

みおふぉんのファミリータイプはかなりおすすめ

格安シム会社の中でも、みおふぉんは、ファミリータイプだと、3枚のシムカードを発行してくれるので、田舎の両親にスマホかタブレットを持たせようと考えています。

みおふぉんのファミリータイププランの料金は4千円くらい。三人で4千円って安いですよね?

みおふぉん→IIJmio高速モバイル/D 音声通話機能付きSIM ファミリーシェアプラン

タブレットやスマホも一万円台からあるので、親孝行も安上がりにできそうです。

格安シムにして困ったこと

格安シムのスマホにして困ったことは、周りの人たちに理解してもらえなかったことです。

特に困ったのは、学校の役員関係です。

昨年の2月くらいから学校の役員の仕事をしたのですが、学校の本部役員からは、「連絡先は携帯のメールを登録してください」という指示がありました。

私は、携帯のメールアドレスがないので、Gメール(パソコンのアドレス)を登録したら、呼び出されて、「携帯のメールを登録してください」と強く言われました。

「いや、携帯のメールは無いです、スマホなのでGメールは頻繁に見れます。これでいつもやりとりしています」

とスマホを見せながら答えました。

それでも、理解してもらえなかったので、こう答えました。

「スマホの料金が月々6千円で家計を圧迫していました、だから、ドコモ、AU、ソフトバンクなどの大手の携帯会社との契約を止めて、スマホを安く利用できる契約をして、スマホ料金を2500円にしました。もし、どうしても携帯のメールアドレスを登録する必要があるなら、大手の携帯会社と契約しますので、その費用は学校で補填してもらえますか?」

これで一件落着です。

学校の役員のやりとりは、Gメールで行いましたが、不便はありませんでした。

格安スマホのデメリット

Gメールのデメリットなのか、AUのデメリットなのか分かりませんが、AUのメールアドレスから送られたメールが届かないと言う事例がありました。

Gメールで、そのメールアドレスを登録して届くように設定しても、届かないのです。

届かないAUのメールへの対応は、lineやフェイスブックのメッセージのやりとりで解決しました。

また、アップルのクラウドからメールを送ってもらったら大丈夫でした。

携帯のメールアドレスは必要なのか?

私が格安スマホにすると決めた理由の一つに、携帯メールアドレスは必須なのかどうかという問題がありました。

大手の携帯会社と格安シムの違いは、携帯のメールアドレスくらいしか考えられなかったのですね。

格安シムカードのスマホにするためには、携帯のメールアドレスを捨てる覚悟がいりました。

だけど、捨ててみて良かったです、携帯の会社を変えてもメールアドレスの変更のお知らせなどする必要はないので、その分、気持ちが楽です。

以前は携帯の会社を変える度に、メールアドレス変更のお知らせを出していましたから。

その連絡先の中には、数年も連絡を取っていない人もいて、何だか急にこんなことで連絡するのも気が引けるなーと躊躇したこともあったからです。

携帯のメールアドレスに縛られて、毎月6000円の出費を強いられるという状況を抜け出せたのが本当に良かったと思っています。

結局格安スマホにしてどうだったか?

結局、格安スマホにして大正解だと思っています。

第一、月々のスマホの通信費が劇的に下がったことは大きいです。月々無駄に6000円を支払っていたのですが、現在は2500円。差額3500円は、一年に換算したら42000円。42000円で大手の携帯会社に忠誠を誓う意味が全く感じられません。

今は、通信費だけなら月500GBまで無料というスマホもあるようです。

このプランは近々実験してみる予定。使ってみたらまたレポートしますね。

お楽しみに!!

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