2000万円を運用して7年半で倍にしたのは投資ではなく投機なのか?

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「貯蓄オンリーは世界の非常識?知識ある家計は7年半で2000万円を倍増させる」という記事がヤフーのニュースサイトで紹介され、その記事のコメント欄に、このようなコメントが寄せられていました。

「2000万円を7年半で倍にするのは投資ではなく投機だと思う。それを熱心に言う人は商売人としては有能かも知れないが、信用できない」

参照元:ヤフーニュース

記事の中身を読めば、まっとうな方法で運用しているのにコメント主さんは、その記事すら読まず、タイトルだけ見て「投機だ!」みたいな反応をしていました。

2000万円をまっとうな方法で運用すれば、7~8年で倍にすることは誰でも可能です。

2000万円を倍に運用する決め手は利回りと複利

資産を倍にする法則に「72の法則」というものがあります。

「72の法則」とは、「72÷金利=(元本が倍になる年数)」で計算され、7年で倍にするには10パーセントの運用利回りがあれば可能です。

今はマイナス金利で銀行に預けていてもさっぱり増えませんが、30年ほど前は、金利が6~7パーセントほどありましたから、銀行に預けているだけで10年で元本が倍になりました。

だから、未だに「銀行にお金を預ける貯金」が圧倒的な支持を得ているのでしょう。

下手に投資に手を出すよりは銀行に単純に預けているだけでお金が増えたのですから、すごく良い時代でした。

でも、そんな良い時代は既に終わりました。

誰でも簡単にできる運用方法とは?

銀行がマイナス金利になったから、普通の人はお金を増やせないのか?というとそうではありません。

知識がなくともお金を増やす方法はたくさんあります。

積立投資で運用する

今年(2018年)から始まった積立NISAのお陰で、積立投資に興味関心のある人たちが増えてきました。

投資する銘柄さえ間違えなければ、一定のお金を定期的に積み立てるだけでお金が増えていきます。

例えば2000万円が手元にあるならば、毎月100万円ずつ積み立てて2年くらいかけて投資すれば、元本割れすることなく増やすことができます。

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ETFで分散投資する

積立投資よりも手数料が安く運用できるのが、ETFです。
ETFとは、投資信託を株式投資のように売買できる商品です。
世界中の資産に投資できますので効率よくしかも最小のコストで資産を管理できます。

ETFの自動売買もあります。

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ロボアドバイザーにまかせる

ロボットが資産管理を行うロボアドバイザーは、あらかじめ組み込まれたロジックで資産を管理してくれます。

ウェルスナビは、ノーベル経済学賞を受賞した理論が組み込まれている優れたロボアドバイザー。

節税なども自動でやってくれます。

私もロボアドバイザーに預けて1年。確実に資産が増えています。

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フィデューシャリー・デューティーの時代へ

フィデューシャリー・デューティーとは、資産運用を託された者(投資信託会社など)が、資産を託した者(資産保有者)の資産運用に責任を負うという意味です。

フィデューシャリー・デューティーの考え方は、欧米では当たり前のように浸透し、日本でも金融機関の経営や営業のあり方などが見直されつつあります。

そうと言っても、まだまだ徹底されているわけではありませんが、以前に比べて良心的な運用会社や販売会社は増えています。

一昔前の「投資」は、営業マンの言いなりになり、「投資」だと思って預けたのに、結局「投機」をやらされてしまっていたという事実がありました。

そのため、「お金を増やした」という話を聞くと反射的に「投機だ」、「詐欺だ」という発想になるのかも知れませんね。

投資はお金儲けのためにあるのでは無い

最近の運用者は投資を単なるお金儲けとして考えていません。

「お金は未来の成長企業のために投資する」という考え方がベースにあり、「より良い未来の社会を作る企業のお手伝い」という意味でお金を投資しています。

運用のプロの方々が書かれた本や実際にお会いしてお話を聞いてみるとギラギラした人はほとんどおらず、真剣に「未来の日本」のことを考えて活動しています。

しっかりした投資哲学の元運用されています。

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「2000万円を7年に倍にしたから「投機」だ!」と恥ずかしくもなくニュースサイトにコメントする人は勉強不足だし、より良い未来を創る企業に投資して役に立てるという考えがないようです。

先のニュースサイトの記事にもありましたが、「知識の差が資産形成の差」だと言うのは本当ですね。

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