愛用している商品を切らしてしまいました。
購入しようと申込書を記入して取りやめました。
なぜなら一回の注文が6万3千円以上。
2,000円の商品の購入のために、6万3千円分購入して在庫を抱える意味が全くないと判断したからです。
2,000円の商品を購入するために6万3千円分購入しなくちゃいけない理由は、ネットワークビジネスの商品販売システムだからです。
お世話になった人とのおつきあいで私は以前ネットワークビジネスをしていました。
ビジネスという名の大量購入
私がおつきあいでやっていたネットワークビジネスは、3ヶ月単位で27万円以上の仕入れが必要でした。
一年間に換算すると、27万円×4=108万円
その会社の商品を購入するために毎年108万円使っていました。
仕入れなので当然販売先がなければビジネスは成り立ちません。
私は販売先が無かった(私から購入してくれる人がいなかった)ので、商品のほとんどが自分で使用するしかありませんでした。
そんな赤字ビジネスを5年以上続けました。
最低でも540万くらいをその会社の商品購入だけのために使いました。
今となってはなんてバカなことをしたんだと猛省しています。
なぜ私がそのビジネスを辞められなかったか?
私がそのビジネスを辞められなかった理由は、お世話になった人への義理以外にはありません。
主人に散々文句を言われながら、私はお世話になった人への義理のために大金をはたいて商品を購入し続けました。
ほとんどが健康食品だったので、自分で消費していましたがお金をかけたほど健康になった実感もありませんでした。
5年以上経って、貯金がほとんど底をつき、ようやく自分はものすごくもったいないことをしていることに気がつきました。
ネットワークビジネスで90%以上の人は億万長者になれない
私はそもそもお金持ちになろうと思って始めたわけではありませんが、「もしかしたら私でも不労所得とやらが入るかも?」という淡い期待もありました。
それとお世話になった人の紹介も大きかったです。
しかし、ネットワークビジネスの仕組みは、ヒエラルキーの世界です。
ネットワークビジネスは、人望のある人、人を引きつける力のある人にはものすごく良い仕事です。
しかし、私のように人望もない、人を引きつける力もみじんもない人にとってはやってはいけない仕事。
私のような人望もない、人を引き付ける力がない人は、結果的にネットワークビジネスのヒエラルキーの最下層で上層部の人にお金を献上する役目しかしておりませんでした。
それでも、お世話になった人に悪いという気持ちもあって、その世界からなかなか足を洗えずにいました。
自分にはネットワークビジネスは向いていないという現実を、人間関係というオブラートに包んで逃げていました。
お世話になった人への裏切り行為
そのビジネスを辞めるときは、「お世話になった人への裏切りになるかも?」と心が痛みました。
それでも全く意味のないことにこれ以上のお金を使うわけにもいかないので辞める決心をしたのでした。
ビジネスを辞めても、この会社の商品を購入するときは、お世話になった人から買おうと決めました。
昨年までは、お世話になった人を通じて商品を購入していましたが、家計管理をきちんとやるようになり、一回の注文時の大量買いに意味を見いだせなくなりました。
インターネットでも買えるのに
愛用の商品を小口でインターネットで経由で購入できるのを知り、結局使う分だけインターネットから購入することに決めました。利益はもちろんお世話になった人には入らず私の全く知らない別人に入ります。
それすらも申し訳ないと心が痛みましたが、楽天経由で注文。
とりあえず一件落着です。
ムダ使いの断捨離には人間関係から発生する情の断捨離は必須
ネットワークビジネスのように、人間関係の情を利用したビジネスはたくさんあり、生命保険の営業などもその一つ。
人間関係の情に振り回されてお金を使っていたらいくらお金があっても足りません。
ムダ使いをさせるような人間関係は一刻も早く切り捨てることが大事ですね。
お世話になった人へのご恩は、今後はお金ではない形で返していこうと思っています。
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