春休みに突入し、子どもの友達が遊びに来たりしてうるさいです。
だけど子どもの会話や様子を見ているとそのおうちのお金の考え方や経済状態が何となく分かります。
お金の教育って、やっぱり大事だと痛感しました。
お金の教育、一般のご家庭の場合
わが家を含めて一般のご家庭のお子さんの場合、「できるだけお金を使わない」もしくは「あるだけ使う」タイプの子どもに分かれているようです。
「できるだけお金を使わない」タイプの子の場合は、共働きで住宅や車の購入にお金が回り、生活はできるだけ質素。なのでできるだけお金を使わない生活スタイルが子どもにも伝染しているよう。
外に一緒に遊びに行ってもお金はほとんど使いません。
逆に「あるだけお金を使う」タイプの子の場合は、祖父母と同居していて、祖父母の家に住み、なおかつ両親が共働きのおうちの子。
彼らはびっくりするくらい気楽にお金を使います。小学３～４年生の時くらいからお小遣いは５０００円くらいもらっていて、なくなったらまたもらうのだそう。
どちらもお金の教育というよりも、「お金はあれば使う」、「なければ使わない」という家庭の事情が反映されている状態です。
お金の教育、公務員の子
公務員のおうちの子も特徴があります。
お小遣いは年齢によって上がります。
1年生は100円、2年生は200円、みたいに。
お店に行っても「１００円だったらどうやって全部使うか工夫しなさい」と言われているみたいで、一生懸命悩んで考えてお金を使っていました。
まるで国家予算を毎年年末に使い切るお役人の感じです。役所のスタイルが子どものお金の使い方にまで反映されていますよね。
お金の教育、年収３億円の経営者の子
年収３億円の経営者の子は、お金についてざっくばらんに話します。先日も「この前お父さんが買ったマンションは２億円だった」とか普通に会話で言います。他の子はちょっと引き気味ですが、「２億円はローン？」なんて他の子からの質問も飛び出し、それに対する答えも驚きました。
「利回りが１２％あるんで、３年で回収できるんだよ」
６年生（今度中学生になる）でもそこまでお金について話のできる子は珍しいです。
聞くところによると家でもお金の話はよくするようです。
私が、「お小遣いとかどうしているの？」と聞くと「半分は貯金、残り半分で生活するって教えられている」と答えました。
さすが経営者のお子さんです。将来お父さんの事業を継ぐために小さい頃からお金の教育もしっかりされているのかもしれません。
お金教育は家庭でしっかり行うもの
社会に出てお金に苦労するのか、それともお金をコントロールするのかそれぞれの家庭でのお金教育で決まったようなものですね。
一般家庭のおうちの子は、お金を浪費するか節約するかの選択の中で生活し、公務員のおうちの子は、公務員にならなかったらお金に苦労するでしょう。
経営者のおうちの子は、どう転んでもお金で苦労することは無いでしょう。あるとすれば、他人を信じて保証人になってしまうかオトコに貢いでしまうか。だけどそれでもすぐに立ち直れると思います。
うちの子も経営者のおうちの子のように、「お金が入ったら半分は貯金、残り半分しか使わない」ということを教え込もうと決めました。
収入の半分しか使えないと分かったら、収入を増やす努力をするでしょうから。
お金教育って、本当に大事。
私の場合は、公務員のおうちの子と同じ状態でしたので、親のお金の考え方と社会のお金の考え方が違いすぎてお金にはとても苦労しました。
今は、子どもに教育しながら自分にもお金教育している状態です。
もっと早い頃からやっておけばよかったと後悔していますが、まだまだ先は長いので頑張っていますよ(^^)
お金で心身疲労し苦労するほどアホくさいものはないと、お金について知れば知るほど思います。
お金は汗水流して手に入れたならしっかり運用して増えてもらう。
人生はお金のためにあるのではなく、自分自身を楽しむためにあるのですから。
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