お金と暮らす 米国株と家計簿

節約と貯金ではお金の不安は解消されない理由と家計の解決策とは?

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「また値上げ・・・」

今月からトイレットペーパーなどの紙製品とバターなどが値上げされるようです。

4月は電気やガス料金などが上がり、来月ははがきが10円上がって62円になるようです。
9月からはヤマト運輸が宅配料金の値上げに踏み切りました。
あっちこっち値上げで家計はキュウキュウ。

こんな状況だからこそ「節約と貯金を頑張らなくては・・・」と思ったところでお金の不安は解消されません。

なぜ「節約と貯金」では無理があるのか?

具体的に何をしたらお金の解決になるのか?

についてご紹介します。

節約で解決されないお金の不安

世の中にはいろんな節約方法があるものです。
使っていない電源のプラグを抜くとか、近所のスーパーの値段を比較して買い物するとか、弁当や水筒を持ち歩くとか。あげればキリがありません。

お金で回っている社会でお金を使わないなんて、この地球上で「空気を吸うな」と言われているようなもの。必ず無理がきます。

節約を目的にしていると、心がギスギスしてお金を使うことが罪とすら思うこともあり。
きっとどこかでその反動がきます。

その反動が一番出てくるのが無駄遣い。1ヶ月頑張って5000円を節約したのに、反動で1万円無駄遣いするというような状態です。

節約は、無理強いされてやるものではなくて、何かの目的を実現するために進んで行うもの。

例えば、「旅行するために節約する」とか「欲しいモノを買うために節約する」とか。

節約メインで家計を考えると家の中がギスギスしてきます。

なので、「節約」を過信して家計を回すのは辞めておいた方が良いと断言しておきます。

労働収入だけでは持たない

働くことは美徳です。

ただ、最近の働き方はちょっと異常。なぜなら能力のある人のところにお金が集まり、それ以外の人たちは少ないお金を奪い合っているような状況だからです。

今は人手不足で仕事にあぶれることはありませんが、安い賃金で働く海外からの労働者やロボットに仕事を奪われてしまっている状態です。

「働けば生活は安泰」なんて時代がほのぼのと感じられるほど、能力が高くない人にとっては住みにくい世の中になってしまいました。

セーフティネットとしてあった、スーパーやコンビニのレジ打ちですらロボットに奪われつつあります。

誰でもが労働収入だけに頼っていれば良いと信じていた時代は過去のモノになりつつあります。

仕事もお金も能力の高い人に主に流れていっている状態です。

能力が低くて収入も少ないならば、労働収入だけを当てにしては「貧困」まっしぐらになってしまうのです。

貯金だけでは限界

低金利時代でも、「貯金」は人気のようです。「貯金」はお金が減る心配がないからお金を貯めておくには最強の方法です。だけど、何十年も使わない教育資金や老後資金を「貯金」だけでまかなうのは非効率。

絶対守るべきお金(30パーセントくらい)は「貯金」して、それ以外は別の方法で増やすことも考えるとお金が増えていきます。

貯蓄型の生命保険もしかり。

貯金と生命保険は「国債」で運用していますので、低金利が足枷となって損はしないけど増えもしません。

ひと昔の定番だった、貯金と貯蓄型の生命保険では厳しい時代になりました。

お金の不安から解放される方法

節約も貯金も労働もあてにできないならば、投資しかありません。
投資は「損するリスクがある」という情報が蔓延しているので、つい身構えてしまうのですが、「損するリスクを極力抑えて増やす」手堅い方法もあります。

「投資」とひとことで言っても様々です。

私がやった中で一番手堅いのが、「積み立て投資」と「ロボアド」。

「積み立て投資」は、ひふみ投信で増やし、「ロボアド」はウェルスナビに働いてもらっています。

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それぞれの運用結果

ひふみ投信

ひふみ投信の2015年11月から2017年5月までの運用実績です。

ウェルスナビ

ウェルスナビは、3週間くらい前(2017年4月中旬開始)からの運用実績です。

どちらもプラス。良い仕事してもらっています。

毎日運用実績を見てにやにやするのが習慣になってしまいました。増えると嬉しいものです。

あとは、株式投資の勉強もやっています。

結果は散々・・・

ですが、このマイナスからの学びは計りしれません。市場の動向や経済情報の捉え方など今はお金にはならないけれど将来的には必ず役に立つスキルが身についています。

お金の不安は頭を柔軟に切り替えて、自由な考えで増やそう!

最近つくづく思うのは、一昔前と時代はまるっきり違うということ。

節約や貯金、労働収入が礼賛されたのはバブル期くらいまでだったのではないでしょうか?

今、バブル時代の考え方で生きていると、お金の不安に襲われるだけです。
考え方は時代とともに変化させるべきなのでしょう。

「投資」について言えば、怖いものではなく、未来を作ってくれるもので、一般庶民に与えられた権利の一つですから上手に使いたいですね。

もし、お金の不安があるなら、考え方が古くないか?

自分の考えを疑ってみるのも良いかもしれません。

そのうえで時代にマッチした選択をするのはとても大切なことなのです。

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