お金と暮らす 米国株と家計簿

外貨預金とは元本保証はなく、ペイオフの対象外、高金利の誘惑にご注意!

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高金利が魅力の外貨預金。
国家破綻のリスクに備えて、円意外の通過を持っておきたいと思っておりました。
国内の預貯金の金利が全く当てにならず、今なら外貨預金も選択肢のうちの一つかな???

私のお金を海外旅行させるつもりで、外貨預金を始めようと検討しておりました。


出典元:三菱東京UFJ銀行

しかし、山崎元氏の「学校では教えてくれないお金の授業」によりますとこのようにはっきりと黒字で断言されていました。

外貨預金で運用しようという考え方は、今すぐ止めましょう。外貨預金ははっきりと「ダメな商品」です。
引用元:「学校では教えてくれないお金の授業

外貨預金がダメな理由

外貨預金がダメな理由を、前述の山崎氏はこうあげています。

外貨預金を組む際の為替手数料が高く、金利が銀行間の金利よりも不利な場合が多いからです

「預金」と名がつくからといって、元本保証はありません。

そしてとどめを刺すかのようにまた断言しておりました。

外貨預金については、どの通過であっても、「最悪な商品ではないかもしれないが、ダメなことがもっともはっきりしている商品だ」と認識して距離を置くのが正解です。

引用元:「学校では教えてくれないお金の授業

外貨預金の為替手数料について

外貨預金の為替手数料は、往復でかかります。

例えば米ドルで預金して、そのままアメリカに永住すれば片道で済みますが、ほとんどの日本人の場合、いずれば米ドルから円に換金しなくてはいけません。

日本円→米ドル→日本円

米ドルの為替手数料は、一般的な銀行の場合片道1円かかります。往復で2円です。

例えば100万円を、1ドル=100円だと仮定し、このレートで米ドル預金を年利1、5パーセントで一年間定期預金します。

一年経ちました。

話を単純にするために、一年後も、1ドル=100円にだとします。

100万円+利子-手数料

これが、一年後受け取れるお金です。

ここで利率が1、5パーセントですから1万5千円の利子が付きます。利子は源泉分離課税されますので、実質的には1万2千円。

ここでそのままお金を受け取れれば、1万2千円もの利子が付いているから万々歳です。

しかし、この先があります。

そうです、手数料です。一般的な銀行の米ドルの往復の為替手数料は2円かかります。この為替手数料というのは、一回の取引ではなく、1ドルあたりにかかるようなのです。

100万円を、1ドル=100円で動かしているので、1万ドルです。

為替手数料は、1ドルあたり往復で2円かかっていますから、1万ドルだと2万円になります。

利子は1万2千円つきましたが、為替手数料が2万円かかりますから、8千円損になります。

100万円預けたのに、99万2千円が、1、5パーセントの高利回りで外貨預金した結果。

これを見て一気に外貨預金に対する興味がなくなりました。

それでも外貨預金をやりたいならば方法はあるかも

それでも外貨預金をやりたいならば、為替手数料の安いネット銀行が良いようです。
1ドル、往復25銭で換金できるところもあるようです。

外貨預金をもし今後するならば

色々な国の通貨で積み立てられる外貨預金は、それでも魅力的です。
ただ、政情が不安定で、クーデターが起きたり何らかの突発的な事件が起きる可能性の高い国の通貨はリスクが高いようです。
高金利はそのリスクの高さも反映されているようですね。

それと、日本で常にその国の情報をキャッチできる状況にあれば良いのですが、南アフリカなどの国の情報はよっぽど大規模な事件が無い限りは、日本のニュースには入ってきません。

その辺の情報もキャッチできる国の方が安全のようです。

どっちにせよ、外貨預金はリスク分散になるかもしれないけど、運用や高金利などの過度な期待をするものではないもの。

しばらく様子見ですね。

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