お金と暮らす 米国株と家計簿

定期券付きピタパカード(PITAPA)を紛失!損害額はいくら?悪用されないために真っ先にやること

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「ない!!!!」

駅の改札を通過しようと鞄に入った定期券を使おうとしたところ、あったはずの場所にないのです。

その定期券はピタパカードが付いており主人の通勤用のもの。

主人は週末は定期券を利用しないので、出かける時に主人から借りて使わせてもらいました。

行きは出口で利用したので確かにありました。

しかし、帰りはありません。

しかもたまたま東京に行った帰り。

出口での利用は朝6時くらいで気が付いたのが東京から帰って来た夜の10時半くらい。

その間、16時間半くらいの時間があり、移動も大阪から東京まで数百キロにもなります。

一体どうしたらよいのか???

頭の中が真っ白になっている状態でパニクっていましました。

私はその時何をして、損失額はいくらになったのか?

ご報告いたします。

定期券付きピタパカードを紛失して私が取った行動

「定期券がない!!」
と気づいてまずやったことは、駅の改札の人気のない場所で鞄の中身を全部出して定期券を探すことでした。

本や手帳に挟まっていないかどうか?
鞄のポケットのどこかに紛れ込んでいないかどうか?
念入りにゴソゴソと探しました。

しかし、結局定期券の影も形もなく、いそいそと鞄から出した物をしまい、諦めて駅員さんのいる場所に行って聞きました。

駅員さんは手利き券付きピタパカードを紛失したと言われて何をしたか?

駅員さんに、定期券が無くなったことを告げたところ、

「最後に使ったのはどこか?」
「それは何時くらいか?」
「定期券の経路はどこからどこまでか?」

を聞かれました。

それぞれの質問に答えると彼は何件か電話して戻ってきました。

「まだどこにも届いていないようです」
「明日になったら、翌日13時以降にこちらに電話して聞いてみてください」

そういって一枚の紙を渡してくれました。

その紙には忘れ物センターへの連絡先が書いてありました。

私は素直に受け取り、切符を購入して電車に乗り込んだのですが急に不安になりました。

「いやいや、駅員さんの目的と私の意図は全くズレている」

ということに気が付いたのです。

駅員さんは、定期券を「忘れ物」として扱っていました。

しかし、定期券は単なる「忘れ物」ではありません。

悪用の可能性は十分考えられます。

「もし、紛失した定期券を拾った人に払い戻されたらどうしよう・・・」
とか
「もし、その定期券についているカードを使って遠距離を移動され莫大な額の交通費を請求されたらどうしよう・・・」

一体どれくらいの損害が出て私は実質いくら主人に弁償しなくてはいけないのだろう?

と考えるといてもたってもいられなくなったのです。

たった数百円の交通費をケチって主人の定期を使ったがために大損してしまったことを激しく悔やんでいました。

定期券付きのピタパは単なる忘れ物ではない!

私は最寄りの駅に到着するとすぐに交番に行きました。

そして事情を話したところ、

「県内での対応だけなので、大阪と東京にも届け出る必要がある」

と言われました。

大阪は曾根崎警察署、東京は警視庁に連絡するように言われました。

そして

「大阪は、直接警察署に出向かないと盗難届けの対応はしない」

と言ったことも教えてもらいました。

警察への連絡は24時間可能なので、深夜でも大丈夫だということで、まず警視庁に電話しました。

すると、警視庁から丸の内警察署に電話を転送されました。

丸の内警察署の電話口の方に、事情を話し、定期券の持ち主である主人の名前を言うと、「お調べしますね」と言われて何やら調べてもらいました。

すると、「主人と同姓同名の人がいる」という回答が帰ってきて救われた気持ちになりました。

しかし、どうやら定期券の区間が都内の方です。

同姓同名の別人のものでした。

更に、丸の内警察署の担当に方が教えてくれたのは、近所の警察が教えてくれたこととは全く違うことでした。

それは、「落とし物や盗難などの届け出は、近くの警察でOK」だと言うのです。

私は「近くの警察では、『各県で対応になるのでそれぞれに届け出を出さなくてはいけない』と言われた」と答えると、

丸の内警察署の担当者は答えました。

「つい最近までそうでしたが、今はシステムが変わり全国一括でできるようになった
「最近のことなので、警察の中でも周知されていないかもしれない」

なんだ、だったら大阪の警察署までわざわざ行かなくていいんだと安心したのでした。

しかし、一括で対応してもらえるけど実際、すでに被害に遭っているかもしれない。

悪用されるかもしれない心配や、主人に払う弁償額については解決してません。

ピタパカードの盗難届に連絡

警察とのやりとりが終わってから、ここでやっと気が付きます。

ピタパカードへの連絡です。

慌ててネットで調べてたところ、24時間対応しているようで記載されている電話番号に電話。

開口一番、「すぐにカードの利用を止めて欲しい」と申し出たところ、「一端止めたら、見つかった場合でもそのカードは再利用できない」と言われました。

とにかく見つかる見込みよりも誰かに悪用される方が心配だったので、止める手続きをしてもらいました。

そして恐る恐る、残っている定期券の分はどうなるのか?を聞いたところ、ピタパカードを作った駅に身分証明書を持って行けば仮の定期券が発行されるので大丈夫だと教えてもらい、安心しました。

更に、チャージしていたお金はどうなるのですか?と聞いてみたところ、

カードを再発行すればそのカードに全額引き継がれる

と教えてもらい、神様に救われた気持ちになりました。

ただ、仮の定期券の発行とピタパカードの再発行にはそれぞれ手数料が必要になるとのこと。

仮の定期券の発行には220円、ピタパカードの再発行は千円くらいだそう。

やっほー!

数万円から数十万円の損害額を覚悟していましたが、結局1300円くらいで済みました。

良かった!!

定期券付きピタパカードを紛失したら真っ先にすること

結局、定期券付きのピタパカードの紛失に気が付いて、ピタパカードの利用を止めるまで2時間以上経過していました。

そして改めて思ったのが、

まずはピタパカードに連絡すべきだった

と言うことです。

駅員での遺失物届けも、警察への届け出もほとんど意味がありませんでした。

みなさん夜中なのに親切に対応してもらったのですが、カードの悪用を最小限に留める力はありませんでした。

最初から、カード会社に連絡を入れておけば余計な心配など不要だったのです。

定期券を紛失したら

定期券は、クレジットカードなどに機能がついていない「磁気定期券」と「IC定期券」があり、紛失した場合、それぞれ対応が違うようです。

磁気定期券

磁気定期券の場合は、最寄りの駅に届け出し、他人が払い戻しする防止します。

そして、新たに定期を購入し、もし紛失した定期が見つかった場合は新たに作った定期の払い戻しができます。

IC定期券

定期券と連携しているカード会社に連絡して下さい。

警察や駅員よりも、カード会社が最優先です。

被害が最小で済みますし、残っていた定期券はそのまま再発行され、チャージしたお金は再発行したら全額引き継がれます。

定期券付きカードは便利だった!!

これまで、クレジットカード否定派でしたが、定期券を作るならば磁気カードの定期券ではなく、カード付きの定期券が便利です。

なぜなら、盗難されても定期は再発行できるから。

何も付いていない磁気定期券は、盗難された場合、新たに定期を購入しなくはいけません。

なので、もし半年分の定期券を購入した翌日に紛失してしまったら、その磁気定期券は無効になり再度購入しなくてはいけないのです。

しかし、カード付きの定期券だったら、紛失しても再発行されるので再購入する必要はありません。

このメリットはすごいです。

クレジットカード見直しました。

カード機能の付いた定期券はIC定期券と呼ばれているようですね。

定期を作るなら絶対にIC定期券が良いですよ!!

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