インフレに強い金融商品

安倍自民党政権が、2パーセントのインフレを目標にしているため、経済がデフレからインフレへと方向転換しています。

デフレでは物価は下降、インフレでは物価は上昇するのでお金の価値が下がって行きます。

例えば、デフレ時に1万円で販売している商品は、時間の経過とともに物価は下がるので、一年後には、1万円以下で買えます。

一方、インフレ時に1万円で販売している商品は、時間の経過とともに物価は上がるので一年後には、1万円以上出さないと買えません。

なので、インフレ時には、できるだけお金は使っておいた方がおトクになっています。

「預貯金はできるだけ早く使え」

という魂胆です。

インフレ時に怖いのがインフレリスク。

物価が上昇し続けると、現金が紙くずになる可能性も出てきます。

だからと言ってせっかく貯めた預貯金を使うのは忍びないというのが一般庶民の本音。

せっせと貯めた資産が紙くずになるのを防ぐために最強なのが、資産を「金」に代えることと言われています。

「金」＝ゴールド、金の延べ棒、です。

一般的に「金」を購入するには、1キロ500万円くらいかかりますので余裕資金がある人は、金の延べ棒を資産防衛手段の一つとして持っておくのも良いかもしれません。

「とてもじゃないけどそんなお金ない」

と言う人は、「純金積立」と言う方法もあります。

毎月１０００～３０００円くらいづつコツコツ積立購入していくやり方です。

現物の金を、毎月一定額のお金を支払うことで、貴金属業者や証券会社を通じて現物の金を購入します。

ボーナス時は多めに積み立てたり、余裕がない月は積立しなかったり、積立額を途中変更したりできます。

純金積立ができる貴金属業者と証券会社

その他の「金」を持っておくメリット

「金」を今持っておくメリットは、その他にもあります。

円安に強い

「金」は、米ドル建てで取引されますので、為替レートが円安・ドル高になると、日本円からみた場合、「金」の価格は上昇します。

消費税増税の差額分が利益になる換算

今後、消費税が８パーセント、１０パーセントと段階を経て引き上げられる予定です。

「金」は、購入時は消費税がかかりますが、個人が売却した場合、消費税の納税義務はありません。

消費税が５パーセントの時に「金」を購入し、１０パーセントに引き上げられた時に売却すれば、消費税の差額分が儲けになる算段です。

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