「こんな大事なこと、学生時代に知りたかった」
今更ながらお金の勉強をやっていると、後悔することがたくさんあります。
複利の魔力についてや、リボ払いの危険性などはホント、道徳の時間を削っでもやるべきだと文部科学省に直訴したい思いに駆られます。
私がお金の知識不足のせいで散々苦労した分、子どもにはしっかりのお金の基本的な知識は付けて上げたいと痛感しています。
子どもの借金を親が返す
もくじ
うちの父親は、貧しい家庭に育ったため、子どもにはお金で苦労をかけたくないと考えて、私たち兄弟にはお金の不自由はさせませんでした。
私は何でも欲しいものは買ってもらったし、大学まで出してもらいました。
弟は、元々勉強が嫌いで大学なんて行きたくなかったようですが、父親が家が貧しく、大学まで行きたくとも行けなかったので、半ば強制的に大学に行かされました。
その結果、弟は大学を中退し、借金を作り、家賃を滞納し、消費者金融の催促に追われた時期がありました。
弟は、お金の無知から、カードローンを作り、３０パーセント近くの金利で膨れ上がった借金にどうすることもできないでいました。
その借金は父親が返しました。
子供時代のお金への無知と無関心は危険
父親が貧しい家庭で育ったため、子どもにはお金での苦労はかけたくないという父親の親としての責任と愛情から私たち兄弟は子どもの頃はお金で苦労することは無かったのですが、親元から離れた後、お金で苦労しました。
お金が当たり前にあったため、お金のことについて無関心で無知すぎたのが原因だったと思っています。
子どもの頃、お金で苦労した方が良かったのかもしれません。
どっちが良いのか判断できませんが、少なくとも子供の頃からお金について何らかの知識は必要だったと考えています。
２０代でお金を自由にコントロールする人たち
私が学生の頃、２０歳そこそこで、バイトもせずに資産が１０００万円あるという同級生がいました。
その同級生の家は裕福ではありませんでしたが、親が株投資をやっていたため、親に投資を教わり、自らのお金を株で増やしたと話していました。
また、ロックフェラー家では、子どもの頃からお金の教育は徹底していて、５～６歳くらいからお小遣い帳を付けさせられていたようです。
お金を自由にコントロールし、若くして資産を持っている人たちのほとんどは、小さい頃からお金の教育をして、その教育は家庭で行われていたと言うのがポイントです。
お金の教育は学校でやるものではなく、家庭でやるもの
お金の教育を学校に求めるのはナンセンスです。
文部科学省に、私が文句を言ったところで何の解決にもなりません。
子どものお金の教育は今は親がするしかありません。
私がお金について賢くなって、子どもに教えよう考えています。
これから子どもＮＩＳＡも始まり、子どもへのお金教育も盛り上がって来るかもしれません。
しかし、世間の盛り上がりに乗っかる前に家庭でのお金教育を頑張るつもりです。
子供時代からお金の格差は始まっているのですから・・・
ゲーム感覚でお金が学べるカードゲームがあった
「経済TCG エコノミカ スターターデッキ」というゲームが、発売されています。
ゲームを販売している会社は、「特定非営利活動法人 金融知力普及協会」というところ。
任天堂やセガでないところが何となく信頼できます。
ゲームの内容も、
小学生と一般の部に分かれ、「新興国株」や「年金未納問題」カードを繰り出す。見た目は子供たちがよく集める、いわゆるトレーディングカードだが、経済や投資の初中級用語がイラスト入りで書かれている。
日経新聞より引用
私は先ほどこのゲームを購入しました。
子どもと一緒に遊びながら、親子でお金教育するつもりです。
値段も１３００円くらいだからお手頃。
１３００円で、これから一生つきあうお金の教育ができるならば安いお買い物です。
遊んだ感想はまた報告します。
まとめ
お金の教育は子ども時代からやった方が良い。
子供の頃、お金に無関心でいると、のちのちお金で苦労します。
私の実家のように、子どもの借金を親が返すという悲惨な現実もあります。
逆に子供の頃からお金の苦労や知識が多少なりともあると、２０代から差がでます。
家計管理と一緒に子どものお金の教育もセットで行う必要があると実感しています。
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