お金と暮らす 米国株と家計簿

【お金の悩み】子供にお金がかかりすぎる!!親の負担をできるだけ減らす解決方法とは?

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40代の主婦の方からご相談がありましたので、解決方法をご紹介します。

【ご相談内容】

子どもが3人で夫と5人暮らし。子どもの成長にともない出費は増えるのに、収入が思うように増えないことが悩み。長男が高校受験で塾代が月に5万円。家のローンはもちろんですが、築15年経った家のメンテナンスや、新築時に購入した電化製品が次々に故障、修理、買い替えと、出費が立て込んでいます。そして、2台所有している車はどちらも10年目をむかえようとしていて、買い替えを考えねばならない時期にきています。毎月の給与、年2回のボーナスで、日々の生活はなんとかできますが、電化製品や車購入などの大きな買い物に対応できない状態です。子どもたちを旅行に連れて行ってあげたくても、ぜいたくはできません。また、将来への不安も尽きません。

夫は地方公務員で安定はありますが、残業代などは支給されないため、年ごとのわずかな昇給以外に収入増は見込めません。私は週に6時間ほどの講師の仕事をしていますが、ダブルワークをしようと思い、求職中です。いくつか面接も受けましたが、講師以外の仕事経験がないためか、採用にいたりません。

電化製品、車購入など、大きな買い物に対応できる余裕が欲しい。いちいち財布と相談しないで心置きなくレジャーを楽しみたい。将来、子どもたちの大学進学時に奨学金に頼らなくてもよいように、学費や仕送りにそなえる貯蓄をしたい。夫婦の安定した老後のための貯蓄をしたい。

子供にお金がかかりすぎる主婦の方のお悩みのポイント

3人の子どもの成長とともにお金の負担が増える一方。
現在、塾代が月に5万円、ローンなど生活費をボーナスで対応。
家の修繕、車や電化製品の買い替え対応できない
お金がなくて旅行できない
これから子供の教育費もっとかかる
夫婦の老後のための貯蓄も必要

ダブルワークを検討中

子どもにお金がかかり過ぎる場合、親の負担を軽くする方法

まずは、支出の洗い出しをしよう!

まずは、1~3カ月間、すべての支出を洗い出してお金の流れを把握してみませんか?
どうもがいても、お子さんたちが独立するまでお金はかかります。食費、洋服代、塾代、学費などで、家計の半分くらいを子どもにかかるお金が占めているのではないでしょうか?

お子さんのためにどれくらいお金を使っているのかを把握しておきましょう。

その上で、次のようなお金のかけ方を子どもにしていたら要注意です。

注意1、習い事や塾は投資

「将来、役に立つかもしれない」と考えてお金をかけているかもしれませんが、習い事や塾は親の趣味や気休めでしかありません。お互いストレスになるならば、さっさと辞めてしまいましょう。

一度始めたら辞めるのも大変です。うちも大変でした。

子どもが5年くらい続けていたピアノを辞めました。 中学に入って、家で練習をまったくしないので辞めさせようと考えていたのですが、そこからズル...

注意2、買ってあげなきゃかわいそう

「みんなと同じじゃなきゃかわいそう」とか「買ってあげないとかわいそう」というのも考え物です。ものを与えることで安心できるのは親だけ。子どもはそれが欲しいのではなくて実は親の愛情が欲しかったのかもしれません。ものやお金をかけて子どもの気持ちをごまかさないようにしましょう。

注意3、ママ友と情報交換で塾や習い事を張り合う

ママ友って実はライバルだったりしませんか?
親の争いに子どもを巻き込んで無駄なお金までつぎ込むことはやめましょう。

固定費削減を実行しよう!

お金の流れが分かったら、毎月定額で出ていくお金を削れないかを検討してみましょう。

例えば、

などの見直しがまだならば、大至急一番安いプランに移行しましょう。
スマホ代は、格安スマホであれば、一人2500円弱で利用できます。通話や通信をほとんどしないのならば、500円くらいのプランもあります。いっそのこと解約してしまっても良いかもしれません。

保険料は、掛け捨てタイプならば、月々5000円くらいに抑えられます。終身や貯蓄などが組み込まれていたら外してしまいましょう。

医療保険も最低のものであれば1000円くらいで加入できます。

私は以前、主人の保険を見直す時に、複数の保険の無料相談を受けました。 なぜ、複数の無料相談を活用したかというと、どこに相談したら良いの...

支出の管理と予算立て

お金がかかる時期だからこそ、予算を立てて使いましょう。
この機会に、お子さんも巻き込んで家計管理について話し合うことを強くお勧めします。
「子どもにはお金の心配はさせたくない」というのが親心だと思うのですが、生活することでどれだけのお金が必要になっているのかを子どもに伝えておきましょう。

親の収入や貯金額などを子どもに言う必要はありませんが、それこそ、生きたお金の教育になります。

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「うちの子はまだ小学生だから」とか「中学生だし、、、」と躊躇している場合ではありません。

「子どもにお金の話をするのは3歳くらいからでも早すぎない」と「お金の天才の育て方」の著者は言っています。

10年後の日本ってどうなっているんでしょうか? このまま行けば、東京オリンピック後、景気が落ち込み、少子高齢化が経済力の低下に拍車をかけて...

お金の心配をせずに社会に出てしまった子どもは、大人になってお金の苦労をどこかでしてしまいます。
お金のトラブルを起こす大人の多くは、幼少期にお金で不自由な思いをしたことがありません。きっと、お金をなめてしまうのでしょうね。

表にはあまり出てきませんが、実は、横領や不正請求、詐欺などの事件を起こすのはどこかの御曹司だったり、資産家の子どもだったというケースが多いのです。

ひと昔前は、貧しい家に生まれてお金に苦労して育った子どもが事件を起こしていましたが、今は裕福な家で育った子どもの方がお金のトラブルを起こしているようです。

なので、子どもがもの心ついたら家族の一員として一緒にお金について話し合うことで、子どもにも責任感が生まれてきます。

そして、塾代が親にとってどれだけ負担になっているのかを分かってもらえると思います。

もし、このまま5万円の塾代について、子どもが「当たり前」だと感じてしまうようであれば、将来親が困ったときに「どれだけお前にお金をかけたと思っているんだ!!」と愚痴ったところで子どもは「恩着せがましい」と思うだけ。後の祭りです。

リアルな今だからこそ、親も本音でぶつかりましょう。

更に、今後の家族のライフプランを立てて、何年後にいくら必要になるかを家族で話し合っておくと、子どもが高校や大学へ進んだ時にできるだけ親に負担をかけないように家族に協力的になってくれるでしょう。

積立投資で資産を増やす

全てのお金を使い切らずに、月々数万円でも積立投資をしておきましょう。
収入が入ったら自動で積立できるように設定して、積み立て分のお金は最初からないものだと思って生活します。
積立したお金は、なかったものとして3年くらい放っておいてください。

ひふみ投信を始めてからこれまで毎月評価額の記録をつけていました。 元々「正しい家計管理」の本で、「財産目録というノートを1冊用意して、...
「教育費を安全に増やしたい!!」 一念発起して、ゆうちょ銀行にプールしてあった子どもの教育資金をウェルナビで運用開始しました。 ...

お金に働いてもらうことで、2人だけの稼ぎよりもプラスの収入ができます。

お金のかからない楽しみ方を工夫する

旅行やレジャーは、確かに楽しそうですが、それは子どもが小学校低学年くらいまでではないでしょうか?
子どもも大きくなると、自我が芽生えてくるので、親と同じ行動を取るのが面倒くさくなったりします。
旅行やレジャーの楽しみよりも、家族が協力し合って生活の改善や暮らしの工夫をしていく方が子どもにとってとても良い思い出になるかもしれません。

ダブルワークは、最終手段

一見、お金がかかるからもっとお金を稼げば解決するように見えますが、お金を稼いでどんなに増やしたとしても、このままの状態ではお金の心配からは逃れられません。

なぜなら、親だけが頑張って何とか解決しようと思っているからです。

大人2人で、お金のかかる子ども3人を支えるのは大変です。

家族の問題なので、子どもたちとも話し合って、それぞれ責任を感じてもらうことで親の負担はずいぶん軽くなるものです。

まとめ

お金がたくさんあれば解決するように感じる問題でも、お金以外の方法を活用して乗り越えられることは結構多いです。

家族のお金の問題は、親だけが頑張っても無理があります。子どもも家族の一員なので協力し合って乗り越えることで、親の負担も減り、子どもも責任感が生まれ、自立できる大人へと近づいて行きます。

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