住宅ローンの返済中に教育費が加わり、貯金する余裕などない。
このままでは老後資金なんて蓄えられない。。。
と莫大な資金の準備に頭を痛めていませんか?
右肩上がりにお給料が上昇するどころか、手取りが減り続けている状況で、人生の三大支出に耐えられる家計はそう多くはないと思います。
特に最近は晩婚化が進み、教育費が一番かかる時期と住宅ローンの返済が重なるのが50代~60代。
老後資金を充分貯められず、リタイアしてしまったら、老後の生活が崩壊します。
うちも、住宅ローンと教育費がこれから一気に襲い、老後資金の準備なんてとてもできません。だから株式投資などを頑張っているのです。
しかし、老後資金の準備にそこまで頭を悩ませなくとも、解決策がありました。
この方法は、子どもがたくさんいればいるほど有効です。
住宅ローンと教育費の支払いをしながら老後資金を準備する方法とは?
簡単に言えば、子どもの教育費を子どもに「貸しつける」というやり方です。
プレジデントファミリーという雑誌に紹介されていた、リスタート代表山本節子さんが実際に行った方法で「貸し金簿」をつけるのだそうです。
「貸し金簿」は、子どもにかかるお金を、親子で相談して、親が負担するか子どもが負担するかのルールを決め、子どもが負担するお金を親が出費する場合に帳簿に記録していきます。
この方法で、山本さんは3人の子どもに教育費(大学の学費)を貸し付けて上手くいったようです。
貸し金簿のメリットとデメリット
メリット
子どもにとってのメリット
「貸し金簿」をつけることで、子どもにとっても親にとってもメリットがたくさんありました。
まず、子どもにとってのメリットは、貸したお金を記録として残すことで本気で返そうとするから、金銭感覚がついたのだそう。
また、有利子で奨学金を借りるのと比べて、返済が緩く、利子も5%程度に設定したので子どもの負担が減ったということです。
*貸したお金の利子は親が決めます。
親にとってのメリット
次に親にとってのメリットですが、教育費として親が出したお金が、返ってくることです。1度は「教育費」として支出したお金ですが、子どもが働いて返済してもらうことで、老後資金として利用できます。
子どもが多くて、たくさん教育費がかかってもそのお金が全てもどってくれば親の老後は安泰です。
どちらにとっても嬉しい使い方ですよね。
デメリット
貸し金簿のデメリットは、子どもが就職しなかった場合や収入が少なかった場合、返済してもらえないこともあります。
子どもに職がなく、親の年金をあてにして生活するニートになってしまったり、職があっても収入が少なくて親に返済する余裕がなかったら教育費はムダになり、親の老後資金も足りないままです。
このような状況は絶対に避けたいですよね。
そうならないためには、子どもの金銭教育をしっかりやっておきたいですね。
人生の三大支出には、お金を上手に増やしながら備えよう
お給料が増えない時代、人生の三大支出をカバーするには共働きはもちろん、副業やダブルワークも必要になるかも知れません。
預貯金だけでは足りない場合は、積立投資など利用してお金を増やしていくのがおすすめです。
しかし、親だけ頑張っても難しい場合は子どもにも協力してもらうのも手です。二極化が進んでいる社会で、親だけ頑張るのは大変。子どもも一緒に頑張ってもらって、乗り越えていきましょう。
そのために「貸し金簿」は強力なツールになります。
家族への協力は子どもにとって、これからの時代を上手く生き延びてもらうための予行練習にもなるはず。
しっかり返済してもらうために、子どもはどんなに厳しい環境でも頑張れる強い大人に育ってもらいたいですよね。
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