食べ盛りの小学6年生の子どもと主人、食い意地の張った私の3人家族の食費が1万円以内をキープしています。
健康的に食費を節約している具体的な方法はこちらでも紹介しています。
1ヶ月1万円未満の食費をキープしています。ただ、わが家の場合、調味料と雑穀と乾物は健康管理費という項目で食費には含まれません。調味料は日本の伝統製法で作られたものしか使っていませんので一般的な調味料よりは高めです。それでも健康管理費は、1ヶ月1万... 1ヶ月1万円の食費。1週間の節約料理メニューとコツ - お金と暮らす 米国株と家計簿 |
ポイントは、調味料はホンモノを使い、野菜は季節のモノをたくさん取り入れ、乾物や雑穀などを積極的に利用する。
これだけです。
調味料は、全てをホンモノを取りそろえるとかなりコストがかかるので、自宅で作れるモノは作っちゃうのがコツ。
調味料の中でも味噌は自宅でカンタンに作れますし、その費用対効果は計りしれません。
食費を節約するコツは味噌の手作り。味噌を手作りするコストと健康効果
本日も味噌を手作りしました。わが家はマンション暮らしですが、味噌はダイニングで作り、保管もダイニングか台所のスミッコに置いています。
熟成期間は1年くらい。これまでの経験上、夏前に作り、翌年の夏に食べ始めると、よく熟成されています。
味噌は暑い期間に熟成されるので、2回夏の暑さを経たモノは2年分の熟成に匹敵するのではないのかと憶測しています。
味噌造りは本当にカンタン。
本日も午後1時に大豆を煮だし、大豆が煮上がったのが午後2時くらい。その後煮えたての大豆をすりつぶし、塩と麹と混ぜて仕込み終了したのが3時半前でした。
大豆を煮ているところ
ゆであがった大豆をミンチしたところ(すり鉢やミキサーでできます)
ミンチした大豆に塩と麹をまぜます。
お団子状にまるめます
樽に敷き詰めます
全部入れたら最後は平らに押し込みます
仕込んでから半年から1年後。。。熟成して食べごろです
家族三人で協力してやったので、2時間半で終了。1人でやっても3時間半くらいで終わります。
味噌を手作りする費用
味噌を手作りするコストは、
大豆 2キロ→1000円くらい
麹→3キロ→3150円
自然塩→2000円
水→300円くらい
トータルで、6450円です。
大豆2キロから味噌は8キロくらいできますから、天然オーガニックに味噌が1キロ810円くらいでできます。
3人家族で、一年で大豆6キロくらい(味噌にして24キロくらい)消費します。
一年間でも3人家族で19350円。19350円で健康的で美味しい味噌を食べられます。
昔から、「味噌買う家は蔵建たぬ」と言われているように、味噌をわざわざ購入するのは無駄使いで、そんな家はお金が貯まらないと考えられていたようですね。
今では節約をがんばっていてるお家でも、味噌を手作りしているところはほとんど無いのではないでしょうか?
私の田舎では、30年くらいまで味噌はそれぞれの家で手作りしていましたが、現在は大豆だけ業者に供給して味噌を造ってもらっているようです。
業者の味噌はべちゃっとしていて、塩辛く、残念ながら美味しくありません。
依頼した業者では、塩は精製したものを使っているようで、身体にもあまり良くなさそうです。
手前味噌ではありませんが、わが家で作った味噌で作る料理はコクがあり本当に美味しいです。
手作り味噌の健康への効果
手作り味噌は健康への効果も計りしれません。
味噌は、麹の力と大豆の力が合わさってスゴいパワーをもたらしてくれます。
味噌の健康への効果
味噌の栄養成分には、ガン予防、悪玉コレステロールの排出、脳の機能向上、血管や骨の強化などがあります。
味噌の熟成が進むにつれて、「メラノイジン」という物質が増えます。この「メラノイジン」には抗酸化作用があり、がん予防効果が高いのだそう。
また、味噌の中の「乳酸菌」は免疫力を高めて腸内バランスを整えるなどの働きがあります。
味噌に含まれる「ぺプタイド」という成分は、心臓病、脳卒中、肥満、高血圧を予防します。
更に「コウジ酸にはメラニン色素の生成を抑えてしみやしわを防ぐ美肌効果もあり、この成分は化粧品の原料としても使われています。」
安価な味噌が残念な点
節約家計を心がけいると、安いモノを購入することが良いことだと考えてしまいがちです。
私も何も知らない頃は、安いものはお得で、高いものは損すると信じていました。
安い味噌も、そんな私たちのニーズからスーパーでたくさん販売されています。
しかし、そんな安い味噌は価格が安いという点だけが優れているのであって、その他は「残念」としか言えないような点がたくさんあります。
味噌本来の効果が期待できない
味噌本来の効果が期待できない点として、
- 味噌が生きていない
- 添加物
- 塩
- 熟成期間が短い
- 医療費がかさむ
などがあります。
味噌が生きていない
味噌は発酵食品であり、微生物の宝庫です。味噌は日々発酵し続けることで熟成され、栄養効果が高まっていくものです。
ホンモノの味噌は、10年以上のものでも美味しく食べられ、熟成された味噌は身体を元気にしてくれます。
添加物
安い味噌のパッケージの裏の表示をよく見てみると、身体にあまりよろしくない添加物が使われています。
味噌は本来は、麹と大豆と塩と水分でできています。これ以外のものは使う必要がありません。
スーパーで売られている味噌のパッケージの原料の欄を見ると、「酒精」「漂白剤」「強化剤」「保存料」「調味料」などが入っています。
せっかく、有機栽培の麹や大豆で作られた味噌でも、「酒精」が入っていると台無しです。なぜなら「酒精」は、味噌の発酵を止めるために使われているからです。発酵が止まった味噌は本来の効果を発揮できません。
またその他の添加物も注意が必要です。
塩
塩は自然塩が理想ですが、安い味噌は安い塩を使っています。
安い塩は自然塩の10~20分の1の価格でできますが、その製造方法がイオン交換膜式と言われる大量生産方式。塩化ナトリウムの化学精製品を「塩」だと言って販売しています。元々1971年に国策の元、塩の製造統制が取られ、専売公社が専売公社が塩を独占的に製造し販売していました。
熟成期間が短い
短い期間に大量生産するために、熟成期間を短くするために、速醸法という発酵方法を取っています。速醸法は人工的に温度を調節して、短期間にに味噌を発酵させます。
生産コストを抑えられる代わりに、本来の味噌の特性を失ってしまいます。
せっかく健康面で優れている味噌でも、安い味噌はその効果がほとんど発揮されていないのですね。
名前は同じ「味噌」なのに、全く違う種類のモノだと言わざるをえません。
医療費がかさむ
味噌は健康に良いものだと信じて、たくさん安い味噌を取り入れても添加物だらけであれば、その効力は発揮できないどころか身体に悪く、医療費がかさみます。
安い調味料は健康を損ねる恐れもあることを十分考慮しましょう。
食費を節約するコツは、身体にとって必要なモノは手作りして健康を維持すること
食費の節約のコツはやみくもに安く済ませば良いわけではありません。食の基本は健康です。現在の健康はもちろん、将来の健康も食べているもので決まります。
そのためには、身体にとって必要なモノはできるだけ手作りしましょう。
食費を節約して、健康も貯金も一緒に増やしましょう!
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