コンパクトな雛人形は、女の子の愛情の印。雛人形を買ってもらわなかった女の子の将来とは?

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ひな人形 コンパクト

先日、わが家のコンパクトな雛人形を出しました。

子どもが生まれてから12回目のひな祭りです。

12年前、雛人形を購入したときはちびっ子だった子どもは、今や巨人化した子ども。

どんなにでかくなっても子どもは子どもですね。

雛人形をコンパクトなものにして良かった点

わが家の雛人形は、ガラスケースに入った親王飾りと呼ばれるもの。

コンパクトな雛人形

親王飾りとは、お内裏様とお雛様だけのもの。

雛人形の中では一番コンパクトなタイプです。

ガラスケースに入っているので、ほこりがつきにくく、手入れが簡単でした。

ガラスケースが壊れるという話もあるようですが、12年間、一度も壊れたことはありません。

また、今はガラスケースではなくて、アクリルケースになっているので割れたり破損したりすることは稀なようです。

イマドキのコンパクトな雛人形ってどんなの?

雛人形も12年前と今では多少変化はあるかも?と思って、近所のお店をのぞいてみました。

収納飾り

コンパクトな雛人形はガラスケースに入っているものの他に、収納飾りと呼ばれるものもあります。

収納飾りは、お内裏様とお暇様を飾る台が収納ケースになっています。
ケースがおしゃれでかわいらしいのが特徴。

雛人形 コンパクト

収納飾りは、親王飾りと3段のタイプがあり、親王飾りが人気のようです。

雛人形を飾っても、しまってもちょっとしたインテリアになります。

3段飾り

3段飾りは横から見るとこのようになっています。

雛人形 コンパクト

収納はこんな感じになります。

ひな人形 コンパクト

3段飾りも意外と場所を取らないようです。

ひな人形 コンパクト

コンパクトな雛人形の相場は、6万円~10万円くらいといったところ。
親王飾りや3段飾りどちらも同じような値段ですね。

雛人形がどうしても欲しかった理由

実は、子どもが生まれる前から私は雛人形を絶対に購入するつもりでした。

なぜなら、ものごころついた幼い頃。

ある日、私だけ雛人形がないと言うことに気づいてかなりショックを受けたからです。

幼なじみの家には、7段飾りの豪勢なお雛様がありました。
毎年、2月くらいから3月3日までは、一部屋がまるごと雛人形の部屋になるほど。

その頃、遊びに行くと華やかな雛人形が出迎えてくれました。

他の友達も、2月~3月上旬は、女の子の家にはどこも雛人形が飾られ、自分だけ雛人形がないことでかなり寂しい思いをしました。

親に「雛人形、買って」と言ったところで、今更蜷人形など買うつもりもなく、何だか悲しい気持ちになったのですね。

年頃になっても結婚できないのはお雛様を買ってもらわなかったからだと、30歳近くになっても、雛人形がなかったことを恨んでいましたから。

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うちに雛人形がなかった理由

私に雛人形を買ってもらえなかった理由は、私が誕生した頃、叔母がちょうど大学入学でお金が必要だったので、雛人形を買いそびれたようです。
うちの実家はかなり田舎だったのですが、叔母は成績が良かったので東京の方の大学に進学。入学金や下宿のお金で雛人形どころではなかったようなのです。

あと、蜷人形は女親の親が買うものだという風習があったようですが、母親は9人兄弟の末っ子。私が誕生した頃は母方の祖父は亡くなっており、母方の祖母は高齢で雛人形を買うような経済状態ではなかったようなのです。

雛人形が無い女の子の将来

昔は、雛人形は良家の家の女の子のもので、女の子が誕生するとそれぞれにお雛様をあてがっていたようです。

3人姉妹なら三体の雛人形があったのですね。

今はさすがにそこまでする家はないようで、3人姉妹でも、一体あれば良いかなという感じです。

実際、雛人形が無かったために、何か不幸があったとかいう話は聞いたことはありません。

しかし、女の子だったらお祝いに買い揃えるものが無かったらどんな理由であれ、将来普通の女の子が送る人生を歩めないのではないだろうか?という不安は私はありました。

実際に、田舎の友達の中では結婚が一番遅かったですからね。。

雛人形が無かったのと何かしらの因果関係があるかもしれませんね。

7段飾りの雛人形の幼なじみ

7段飾りの雛人形を買ってもらった幼なじみのその後の人生ですが、19歳で結婚して、3人の子どもを生み、その後離婚して、10歳くらい年下の男性と結婚して2人の子どもを授かりました。

女性の幸せは雛人形の豪華さとは関係ありませんが、彼女の場合、女の子の誕生を喜んだ家族が、その喜びを豪華な雛人形に託し、その後、女性としての彼女の生き方としてベストな人生になったのではないかと考えてしまいます。

だから、女の子が生まれたら絶対に雛人形買うんだと決心していました。

まとまらない、まとめ

雛人形を飾る時期になると、毎年、家の中が華やいだ雰囲気になります。
桃の節句は、女の子のお祭り。女の子が誕生したら、ぜひ一家に一体はあると良いですね。

お雛様があると、「女の子に生まれてきて家族は喜んでくれたんだ」と親からの愛情を素直に受け取ってくれるみたいですしね。

たかが雛人形ですが、うちの子ですら、自分の雛人形には愛着を感じて毎年、この時期は雛人形の登場を喜んでいます。

安いものだと1万円くらいのものもあるようですからあるよ良いですよ!

→一万円以下の雛人形を見る

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