妻の稼ぎが少ないので、もっと稼いでもらいたいと言っている、都内在住の夫がいました。
子どもは2歳。奥さんは、子育て優先したいので近所の会社に転職して、お給料が月額18万円しかないようです。
旦那さんは、年収700万円。それでも旦那さんの周りには子育てしながら妻の倍のお給料を稼いでいる女性がたくさんいるので、妻にもそのようになってもらいたいと考えているようです。
この件について、あなただったらどのように考えますか?
子育てしながら月額18万円の妻の収入では、稼ぎが少ないと言えるのか?
もくじ
この夫の悩みに対して、女性たちの反論は凄まじく、
「あなたが育児しながら倍の給料稼げ!」
「保育園の送迎と、子どものお世話、家事を毎日やってみろ」
「子育てよりも、お金の方が大事なのか!!」
というコメントが圧倒的多数でした。
それに対して、夫は「余裕のある暮らしがしたいから」という切り返しをしていました。
都内で家族が余裕のある暮らしをするならば、1000万必要なようです。上を見ればきりがないと言いますが、この夫は上ばかり見ているので、いくらお金があっても足りないと感じるのではないかと思います。
女性側からしてみたら、「子育て」というお金には換算できない大仕事を抱えながら、外でも稼ぐというのは本当に大変です。
特に2歳児などは急に熱を出したり体調が安定しませんから、保育園から呼び出しがあるかもしれないという不安と隣り合わせで仕事をしなくてはいけないのです。
預け先の保育園から離れた場所で働くのはよほどの覚悟が要ります。
そういうハンディを乗り越えて、月額30万円稼ぐのは、親の支援や会社の協力があってこそのもの。
子育てしながら、「余裕のある暮らし」をするためには、周りの人たちの支えが必要なことがまるで分かっていない夫なのだなと思いました。
妻の稼ぎが少ないので、福利厚生のしっかりした大企業への転職をすすめている
この夫の見ている、子育てしながら妻の月収よりも稼いでいる女性たちは、大企業勤務で福利厚生の整っている会社で働いています。そのため自分の妻もそのような会社への転職を希望しています。
妻としては、子どもが保育園から急に呼び出されても、すぐに駆けつけられる場所にある中小企業の方が、多少福利厚生が不満でも、正社員で雇ってもらえるだけありがたいと考えています。
余談ですが、私の知り合いは、福利厚生の整った大企業に勤務していましたが、乗り換え2回で通勤に1時間以上かかり、体力が持たず何回も流産して二人目を断念していました。
大企業に勤務し、通勤が大変でも、子どもを何人も生めるのは、能力が高く、体力もある女性です。そのようはハイスペックな女性は少数派。
その妻は、「子どもの手が離れたら、独身時代のようにバリバリ稼ぐから」と夫には言っているようです。10年ほどのブランクはいつでも取り戻せると思いますので妻の考えの方が正しいですよね。
お金に余裕のある暮らしがしたい夫、妻の稼ぎが少ないことへの不満
30代、40代の子育て中で、妻が働きに出られず、お金に余裕のない家は、日本では山ほどあります。
夫の収入が年収で300万円くらいしかないのに、手のかかる子どもを3人くらい抱えて妻が専業主婦で細々と暮らしている家もあります。
また、夫が自営業で収入が不安定だから妻がパートに出て月に5万円くらい稼いで家計を助けているという家も多いです。
子育てしながら妻が正社員で月収18万円もあるのはすごいことだと思います。それを「稼ぎが少なすぎる」というのは贅沢以外のなにものでもないですよね。
しかし最近はこのような考えの夫が今後増えているのでしょうか?
二極化がどんどん進み、収入の少ない家と多い家の差が大きくなることは間違いないです。
「子育て中だから働けない」という妻の「言い訳」が理解してもらえない社会になるかもしれません。
妻も子育てしながら稼がなくてはいけないのなら、誰も子どもなんて生みたくないですよね。
「余裕ある暮らし」と「子育て」どちらも手に入れるには、夫も妻も稼ぐ力が求められる時代なのかもしれませんね。
「女房を働かせるなんて男の恥」だと考える男性の多かった時代が懐かしいです。
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