子どもが自分の小遣いで「ちゃおを買う」と言う。
財布を握りしめて、買う気満々だ。
子どもが欲しい物を買うためにお小遣いを上げている、
だけどそのお小遣いの行く先が「ちゃお」というのは、いただけない。
なぜなら、漫画本は、一回読んで捨てるものだから。
それに、子どもの小遣いまるまる一ヶ月分をつぎ込むのだという。
お金で散々苦労した母親は、子どもに母親の二の舞を踏んでもらいたくない。
だから、そのような自己破産まっしぐらに向かう使い方はして欲しくないのだ。
子どもには
「お金を減らすことではなくて、増やすことを考えなさい」と言うけど、
子どもはよく分かっていない。
「お金の使い方は、
消費と投資と貯金と寄付
と言うのがあってね。。。」
などと延々と言っても、小学三年生のわが子はピンと来ていない様子。
なので、うちの場合は、お金を易々と使わせないために、
お小遣いは労働対価として与えている。
うちのお小遣いシステムは、
お手伝いをするごとにポイントが貯まる仕組み。
洗濯物を畳んで、10ポイント、
お風呂掃除して、10ポイント、
お料理のお手伝いで、8ポイント
と言う風にしてポイントを貯めて、100ポイント貯まったら100円と交換する。
子どもはせっせとお手伝いをしてこつこつとポイントを貯めている。
何やかんやで一ヶ月で300円くらいになっている。
それだけ苦労して貯めたお金でも「ちゃお」に全額消えても良いといえる潔さは、やっぱり私に似てしまったのかもしれない(猛省)
私の場合は、子供の頃、無限にお金がわき出る財布を持っていた。
なので欲しいものは何でも所有していた。
ちょっと高価だったおもちゃだって、難なく手に入れて、友達が羨ましがっていた。
それが普通だと思ってしまったから大人になって苦労した。
その財布の正体は、祖母のお金だ。
同居していた祖母は、私が「○×買って」と言えば、すぐに財布の紐をゆるめて買ってくれたものだ。
その結果、浪費家で金銭感覚ゼロの子供が出来合ってしまった。
祖母へのせめてもの償いに、私の子供には、まともな金銭感覚を持って欲しいと思っている。
しかし、無限にお金がわき出る財布が欲しいと言うなら、私は子どもに、稼ぐ力を身に付けることを教えたい。
稼ぐ力は学校では教えてもらえないし、社会に出てもその方法はベールに包まれた謎だけど、一つだけヒントがある。
アメリカのデータだが、年俸と作文能力は比例しているというものがある。
アメリカでは作文能力が無いとまともな職を得られない上に、
高い年俸をもらう職種である、金融、保険、不動産の仕事は作文能力と直結しているという。
作文は作家だけに求められている能力ではないということだ。
作文能力は、情報を収集してその情報を再生産する力。
この情報の再生産で成功した人たちは数知れず。
マイクロソフトの会長である、ビルゲイツもその一人だというからかなり説得力がある。
現代の無限にお金がわき出る財布は、「作文能力」と断言してもいいかもしれない。
そういえば、「ちゃお」だって、漫画という作文能力の収集物。
今や国民的コミックとなった「ワンピース」の作者の尾田さんは今や年収数億円だという。
子どもには、漫画家になるなら「ちゃお」を買っても良いよと言おうかな。
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