家計簿って面倒くさいですよね。
だからなかなか続きませんよね。
世の中には、「家計簿をつけるな」とか「家計簿つけなくてもお金は貯まる」という人たちがいて、めんどくさがり屋の人は(私ですが)、「家計簿ってつけなくても良いのかな??」とラクな方に流れてしまいがちです。しかし、鵜呑みにしちゃいけませんよ。
なぜなら・・・
世の中には、家計簿をつけなくとも良い人とつけなきゃダメな人がいて、家計簿つけなくても良い人は、「稼ぐ力のある人」で「収入が多い人」。
こういう人は、家計簿つけなくとも、多少ムダ使いしてもお金はドンドン貯まっていきます。例えば、100万円の収入が毎月あれば、50万円くらい使っても、50万円貯まっていきます。
しかし、稼ぐ力が無く、収入が少ない人は家計簿つけないとますます貧乏になります。
貧乏な人は、家計簿が続かないとますます貧乏になる
月収15万円くらいしかなく、カツカツの生活をしている人が、ムダ使いしてしまったら、食費や生活費を削らないといけませんよね。
おしゃれなバックを衝動買いしまったがために、食費や生活費が全くなくなってしまったら、ムダ使いが死活問題になってしまいます。
ありがちなのが、給料日の半月以上前にお金が無くなってしまい、お給料が出るまでアレコレ節約して食いつながないといけないケース。
こういった場合、月初にすでに財布の中にはいっているのは数百円のみ。
1円のムダも許されません。
毎日ツメに火を灯しながら生活する日々は、給料日までの日にちがもの凄く長いと感じます。
貧乏人があっという間に転落する方法
それでも生活に困るようなら、天下の宝刀に頼るしかない。
つまり、クレジットカードやカードローンを切るわけです。
リボ払いで。
クレジットカードもカードローンも聞こえは良いですが、簡単に言えば「借金」ですよ。「借金」しながら生活するってことは、自分が使った以上のお金を利息として返済しなくちゃいけない。
元々稼ぐ力が少なく、収入も限られているならば返すあてもないから、「リボ払い」という月々ムリの無い、お財布に優しいお支払いサービスを利用するわけです。
しかし、リボ払いのお財布に優しいサービスは貧乏人が、ますます貧乏になるためのシステム。
少ない支払いをしながら、年利15%で借金は雪だるま式に増えしていくようになっています。
それで、最初の数万円の借金が気づいたら200万円とかになっていた・・・というケースがあとを立たないわけです。
ここまでのお話は、何を隠そう私の実話です。こんな話、世間ではゴロゴロ転がって自己破産とか債務整理とかする人もたくさんいます。
この時期、私は家計簿を一切つけておりませんでした。
そして貯まったのは、「貯金」どころかリボ払いで膨らんだ「借金」だけ。
家計簿をつけないでますます貧乏になった実例です。
家計簿を続けることで人生が変わる
そういう私も家計簿をつけるようになって、ようやくお金の使い方が分かってきました。
たかだか家計簿ですが、家計簿を地味に続けることで自分の人生が変わりました。
家計簿を続けたことでどう変わったのか?
私が家計簿から得られたご褒美をご紹介します。
ご褒美1、価値観を見直して行動の管理ができるようになった
家計簿を付けることで、お金の流れが一目瞭然になります。
少ないお金で満足な暮らしをしようとすると、ムダを極力減らしていかなけばなりません。
そうなると、家族や自分自身の価値観を見直して、その価値観を満たすためだけにお金を集中させることができて、結果的にお金は増えないのに満足度が上がりました。
無意味に節約だけに意識が行くと、人生の満足度や幸せまで節約されてしまうのですが、価値観を満たすために、価値観とは関係ないところのお金は省くという発想になるだけで、ガラリと節約の見え方が変わります。
ご褒美2、欲望をコントロールできるようになった
家計簿を付けることは、自分の行動や欲望が「見える化」されるます。目先の欲望や、ふと遭遇したバーゲンや安売り、限定品などに心が負けてお金を使ってしまったら、後で後悔することになります。
家計簿を付けていなかったら、忘れたり何かでごまかしたりで済みますが、家計簿に記録することでしっかりと痕が残ります。
なので、家計簿は暴走しがちな欲望の抑止力にもなります。
ご褒美3、お金の使い方が上手になった
家計簿を日々付けて、月に1度見直すことを1年間くらいやってみると、お金の使い方がどんどんブラッシュアップされていくのが分かります。
家計簿を付ける前は衝動買いが結構あったり、割高なものを購入していたりしていたムダ使いが、どんどん減っていきます。
家族や自分に価値のあるモノ、ないモノが一瞬で判断できるようにもなってきます。
ご褒美4、人生の質が上がった
家計簿を付ける前は、いたずらにお金の不安におびえて、たくさん稼ごうとして、ムダに仕事をしたり、お金がなくなくなる心配をしていました。
お金の悩みが頭から離れない感じです。
その結果、当時は気づいていませんでしたが、お金に振り回される人生を送っていました。
お金を稼ごうとして、だまされたりもしましたからね。
お金のことが頭から離れず、お金に人生が縛られていました。お金に無頓着になればなるほど、どんぶり勘定で好き放題お金を使っているはずが、お金の奴隷になっていたのです。
しかし、家計簿を付けてお金をコントロールすることで、自分自身の人生もコントロールできるようになりました。
ご褒美5、お金が貯まるようになった
家計簿を付ける以前は借金を増やすことしかできませんでした。
今でこそ、年利14%がどれだけ高利率なのか分かりますが、当時は「年利たったの14%でお金が借りられることをありがたいと思っていました。
これ本当に怖いですよ、数万円が10年後には数百万円になる仕組みですから。
家計簿を付けるようになって、年利14%以上で自分の資産を増やす方法も知りましたので、お金も増えていくようになりました。
家計簿はただつけただけじゃダメですよ。
家計簿を続けるコツをマスターして人生を変える方法はこちら
家計簿が続かない、貯金も増えないなら1日5分ドリルを解くつもりでやってみませんか?
もし、あなたが収入が少なく尚且つ稼ぐ力がないのならば、家計簿を付けてみませんか?
家計簿が続かないからと言って、放置しているのはもったいないです!!
私は家計簿付けずに完全にお金の奴隷でしたが、家計簿で人生をコントロールすることができました。
家計簿を続けることで、人生が変わります。
お金のコントロールができる人が人生をコントロールできるのです。家計簿はその第一歩。
家計簿は、お金のドリルのようなものです。
お金ドリルは、やればやるだけ人生が向上しますしお金も貯まります!!
大人の公文式があるとしたら、家計簿が最適な教材。毎日10分くらいで生きる力が身につきますよ。
私が実証済みですから。
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