多発する副業トラブルの被害報告

最近、副業トラブルが相次いでいます。
頻繁に被害が出ている副業はほぼ決まっています。
消費者センターに寄せられる被害報告で多いものを見てみましょう。

１、モバイルサイト副業
「モバイルサイトのキャッチコピーを考える仕事」や
「携帯電話で簡単にできる在宅の仕事」などの求人広告で釣り、
応募してきた人に、履歴書や免許証のコピーを送付させ、
送付すると、業者から連絡。
「仕事をするにはモバイルサイトが必要で、その製作に４０万円ほどかかる」と言われ、
支払いを渋ると、「職場や家族に迷惑をかけるぞ」と脅し、泣く泣く支払うも、仕事は一件も紹介されない。
２、情報商材
「１０００万円以上稼ぐ方法」や「FXで必ず利益を出す方法」などのキャッチコピーで、ネット上で販売されるノウハウ。
購入するまで具体的な内容が分からない。
購入して実際に書かれた通りにやってみても、稼げなかったり、
サポートを依頼しても返事が帰ってこなかったり、ノウハウの再現には別途高額な費用が必要だったり、
返金保証があるのに、なかなか返金されなかったり。
３、タレント事務所
「モデル募集」などの広告で、履歴書を送り面接して合格。
仕事をするためには、レッスンを受けなくてはいけないので、レッスン料の請求をされる。
数十万円支払い、レッスンを受けるも、仕事の紹介はない。
４、データ入力
時給１０００円のデータ入力をする仕事をするために、５０万円の紹介料を請求される。
仕事をするには、研修と課題のクリアが必要。
研修を受けても、課題は難しく合格ができない。
結局仕事の紹介はなし。
５、宛な書き
「自宅で宛な書きと宣伝物の配布で月収１５万円」という歌い文句で資料請求させ、
請求すると、１万円くらいを支払えば仕事を紹介すると言われ、支払う。
しかし、ビジネスの方法がかかれた小冊子と封筒などの道具だけ送られ、仕事の紹介はなし。