「学校の勉強が分からない」
小学校2年生くらいの時。
うちの子が、初めてつまづいたところが算数の「はかり」のところでした。
家でも説明しましたが、よく分かっていない様子。
「デシリットル」とか「リットル」とか「ミリリットル」とか、その辺でこんがらがっていました。
私も久々に見た「デシリットル」という言葉に、仰天。
人生にほとんど登場してこない「デシリットル」。
「デシリットル」って、子どもがこんなに泣きべそかいているのに教える必要あるのか?
なんて思ったものです。
学校の勉強でうちの子の苦手なもの
学校の勉強は、低学年にしてはけっこう複雑なことをやることも多く、「単位」の他に、「がいすう」とかも、うちの子は、なかなか理解できないようでした。
特に文章題はぜんぜんダメでした。図形を見て考えるのもダメ。
引っかけ問題なんかは全滅。全て引っかかっていました。
小学校のお友達の多くが、進研ゼミのこどもチャレンジをやっていると聞いたので、こどもチャレンジに申し込みました。
進研ゼミのこどもチャレンジ
進研ゼミのこどもチャレンジは、一人で勉強するもので、送られてきたドリルをやった後に、添削用の問題を解いて、郵送するというものでした。
うちの子、ドリルを一冊こなすのもやっと。
添削問題なんて一度も提出せず、ドリルが終わらないうちに、次のドリルが送られ、あっぷあっぷしている状況でした。
私がちゃんと勉強を見てあげれば良いのですが、私が教えると「教え方が悪くて益々分からない」と怒られてしまいました。
私もイライラしてきて、最終的には険悪なムードになるので私が教えることはほとんどありませんでした。
お母さんやお父さんの教え方が上手で、子どもも勉強が好きならば、進研ゼミのこどもチャレンジは良いと思います。
うちの主人の同僚のお子さんは、お母さんに勉強を見てもらっていたので、ドリルが送られてきたら3日くらいで全て終わらせていたようです。
もちろん、元々賢いお子さんなので、ほとんど手が掛からなかったようでした。
進研ゼミのこどもチャレンジは1年やってやめた
うちの子には、進研ゼミのこどもチャレンジは全く合わず、全く手の付けていないドリルが貯まっていく一方だったので、一年でやめました。
その後、市販のドリルをやったりしたけど、やっぱりうちの子のような子には、教えてくれる人が必要で、それが私と主人ではダメだと分かったので、塾に通わせることにしました。
公文の体験に行く
まず、身近なところで、公文の教室が学校の近くにあり、通っている子もたくさんいたので体験に行ってみました。
うちの子、ドリルを見てげんなりしていました。
「こんなに計算ばっかりやりたくない」
「文章題とか図形が分からないのに」
などと、公文のカリキュラムにご不満なようでした。
計算問題をたくさんやるのは良いと思ったのですが、計算できたら、文章題とか図形が分かるようになるかと言われれば、私はそのつながりが理解できずに、公文に通わせるのはあきらめました。
学研教室に行く
そこで、今度は学研教室に行ってみました。
学研教室は、うちからちょっと離れていて、電車で一駅先です。そこに行ってみたところ、2回分の無料体験が行われ、最初は学力テスト、次は不得意なところの解説などでした。
その体験で、うちの子は、分からなかったところが分かったようで、かなり喜んでいました。
それで、学研教室に通わせることに。
一年経ちましたが、勉強のことで家で騒ぐことはなくなりました。
今まで学校で分からないことがあると、「分からない」と怒っていたし、宿題なども中途半端になっていました。
テストの結果も悪く、勉強に対する意欲が全くなくなっている状態でした。
しかし、学研に行き始めてから、勉強やる気が出て自信もついてきたようです。
分からないところを直接聞ける、分かるまで教えてもらえる。
これが良かったようです。
うちも、子どもに分からないところを教えて怒られるという理不尽な状況も避けられているので、学研に通わせて良かったと思いました。
小学校の塾はその子の個性に合わせて選ぶのがおすすめです
小学校の塾って色々あるようですが、一方的な授業ではなくて、マンツーマンで教えてくれるところが良いですね。
学校の授業が分からず、塾に通う場合は特に。個別で教えてくれるところでないと意味がないと思います。
積極的に手を挙げて、発言したり、分からないところは恥ずかしがらずにみんなの前で「分からない」と言えるような子は、競争できる環境の方が学力が伸びる場合もあるので、そういう子は、授業形式のところも良いかもしれません。
いずれにせよ、その子に合ったところがベストな塾。
それが、添削式のこどもチャレンジだろうと、計算をたくさんやる公文だろうと、個別指導で学校の補講をしてくれる学研教室だろうと、実際に勉強する子どもが決めるもの。
それには、積極的に体験学習に参加してみて、実際のお子さんの意見を聞いてみるのはマストですね。
案ずるより産むがごとし。
体験学習に行ってみましょう♪
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