積立NISAが始まっていますね。
私は今年まで現行のNISAで行き、来年あたりから積立NISAを始めようと考えています。
一般NISAは、大きなお金を動かす投資なので、今回のような市場の暴落時にかなり動揺します。
積立NISAを今年から始めた方は、初っぱなからマイナスが出てかなり動揺されていると思いますが、今回の暴落は後でドカンと返ってきますからご安心を。
今の時期の「買い」こそが、将来のリターンにつながります。
一方、一般の投資では暴落している市場で、ここまで強気で臨めません。マイナス額が大きいと精神的なダメージも大きいですから。
さて、ここで積立NISAのおすすめファンドや口座をリサーチ。投資最大のデメリットである「元本割」を積立NISAの場合、どうなのか?を過去の資料からご紹介します。
積立NISAでおすすめしたいのは、アクティブファンド
積立NISAで、利用できるファンドには2種類あります。インデックスファンドとアクティブファンドです。
インデックスファンド、126本。
アクティブファンド、15本。
厳密にはETFが3本この他に含まれますが、ここでは取り上げません。
インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも多いのは、リスクが少ないからという理由と、インデックスファンドよりも運用成績が良く、手数料も少ないアクティブファンドが元々少ないからです。
なので、今回積立NISAで選ばれた15本のアクティブファンドは優秀なファンド。金融庁お墨付きです。
金融庁お墨付きのアクティブファンド
金融庁が認めるアクティブファンドの一覧です。
この中で、ひふみ投信とセゾン投信は既にやっており、運用実績をご照会しております。
ひふみ投信
セゾン投信
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンドは、株価指数や債券指数などと同じような動きをします。なぜなら、組み入れられている株式や債券が同じ構成になっているからです。
銘柄の選択をする必要も無いので、管理や運用はコンピューターが行うためコストが安くなります。
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を選んで運用するためコスト高になります。また、ファンドマネージャーの手腕や運用方針が成績にそのまま跳ね返ってきます。
長期的に見たら、インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも成績が良いというデータがあるようです。しかし、そのデータはアメリカのもので日本では少し違ってきます。
なぜなら、インデックスファンドに組み入れられている銘柄が一部上場企業のもので、日本の場合は成長が鈍化しているものが多く含まれているからです。
アメリカは、アップルやアマゾン、アルファベット(Google)、Facebookなど成長している企業の株価がインデックスファンドに組み込まれているため、放っておいても上昇していきます。
日本を代表するトヨタやNTTなどとは比べものになりませんよね。
なので日本では、インデックスファンドよりもアクティブファンドの方がお金を運用するならば魅力的です。
しかし、元々日本ではファンドは証券会社の手数料稼ぎのために存在していたため、多くのアクティブファンドは期待されるような成績を残していません。
なぜアクティブファンドが積立NISAにおすすめなのか?
単純にリターンが大きいから。リターンの大きいものの方が節税の恩恵を最大に利用できるからです。
アクティブファンドは、企業の成長に投資します。そのため成長する企業の資産を取り込めるのです。
例えば、20年ほど前にアマゾンやマイクロソフトなどに投資していた人は、数十倍から数逆倍の資産になって返ってきました。
アクティブファンドの銘柄を選ぶファンドマネージャーは、常に市場で求められる企業、これから伸びる企業に目を光らせて、ファンドの中に取り込みます。
一方、インデックスファンドに組みいられている銘柄はぱっとしないものが多いのです。
飛ぶ鳥を落とす勢いで成長するアメリカ市場のトップ企業を組み入れたインデックスファンドである「S&P500」ですら、個別銘柄の成長と比べると成長はゆるやかです。
ましてや、日本の東証一部上場企業を組み込んでいる日本企業のインデックスファンドは、成長が鈍い。この銘柄の入れ替えをしない限り、国内企業のインデックスファンドは魅力に乏しいです。
積立NISAでおすすめの口座は手数料が低いものを選ぼう
積立NISAで注意したいのが、口座選びです。
ファンドの購入手数料などは一律なのに、口座の手数料は証券会社によって開きがあります。
積立NISAにおすすめの証券口座一覧
口座手数料が無料の証券会社や投資信託がおすすめです。
業態 | 会社名 | 最低購入金額 | 売買手数料 |
---|---|---|---|
証券会社 | マネックス証券 | 100円~ | 無料 |
SBI証券(ネクシィーズ・トレード) | 100円~ | 無料 | |
投資信託 | セゾン投信株式会社 | 5000円~ | ー |
レオス・キャピタルワークス株式会社 | 1万円~ | ー |
積立NISAで投資のデメリット、元本割れをシミュレーションしてみる
積立NISAは、国が決めた枠組みなので、がちがちのルールに縛られていて制約が多く使いにくいのが難点ですが、一番大きなデメリットは、「元本割れの可能性」です。
「投資」は、「預貯金」と違って元本が保証されていないというのが欠点なので二の足を踏んでいる方も多いのでは?
「積立投資」は、普通の「投資」と違い、「ドルコスト平均法」という、初心者が高い確率で勝てるやり方で行い、尚且つ金融庁が監視しているファンドを厳選しておりますので「元本割れ」のリスクはあまり心配ないと思います。
そうはいっても、実際問題、どれだけの元本割れがあるのか?気になるところではないでしょうか?
ここに、2007年12月から2018年1月までの10年間、インデックスファンド(トピックスファンド)で積み立てた場合シュミレーションがあります。
毎月1万円づつ積み立てて、10年間で120万円の推移です。
ファンド(インデックスファンド、トピックス)の動きは次の通りです。
リーマンショックや東日本大震災、イギリス離脱、トランプ政権誕生など、この10年で歴史的な出来事が多発し、その度に株価は暴落しています。
しかし、積立投資の場合、毎月同じ金額を投資していきますので、暴落時に口数をたくさん購入することになり、その結果、資産が膨らんでいきます。
積立NISAの「元本割れ」デメリットは、実はそれほど心配するほどのものではないばかりか、大きなリターンを得るための「試練」のようなものだったのです。
最近始めた方は、ここで我慢を、これから始める方は、株価が下がっている今が一番良いタイミング。
レッツトライ!
ひふみ投信
セゾン投信
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