積立を貯金ではなく、積立投資のデメリットを知り尽くした上で積立投資を選んだ理由とは?

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「積立投資のデメリットが心配・・・」

毎月の積立、どこでしていますか?

私は昨年、家計の見直しを本格的に行い、ようやく積立投資ができるようになりました。

そもそも私が積立投資を知ったのは、2009年くらい。

カンチュンドさんの、本を読んでから、いつかは始めたいと思っては見たものの、なかなか決断できませんでした。

忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)

その理由は、積立投資のデメリットに躊躇していたから。

何度も「やる」「やらない」で揺れ動いていました。

積立投資のデメリットとメリット

積立投資デメリット

投資信託は「投資」ですから、メリットばかりではありません。デメリットには十分ご注意ください。

積立投資のデメリットは、大きく3つあります。

  • 一つ目は、元本保証されない
  • 二つ目は、コストがかかる
  • 三つ目は、どれを選んで良いのか分からない

この三つのデメリットから、預貯金みたいに、お金の知識がゼロの素人が気楽に手を出せるものではないと思っていました。

自己責任という言葉が重くのしかかり、時間だけが過ぎ、気がつけば7年も経っていました。

積立投資のデメリット1、元本保証されない

積立投資は、「投資」ですから、銀行の預貯金のように元本が保証されるものではありません。
得する場合もありますが、損する場合もあります。

損する場合の方が大きいかもしれません。

この点が、決断を鈍らせていました。

積立投資のデメリット2、コストがかかる

銀行にお金を預けても、口座保管料など徴収されません。
徴収される銀行もあるようですが、ほとんどの銀行はお金の保管に関してのコストは発生しません。

しかし、積立投資は、購入するとき、継続するとき、売るときなどにそれぞれ手数料が発生します。

購入するときのコストに関しては、今ではゼロのものも出てきましたが、それ以外のコストは少しでもかかってしまうのです。

「利益が出ても出なくても、預け入れた先にお金を奪われるのか・・・」

と思うと、それも積立投資をやる気をなくさせました。

積立投資のデメリット3、どれを選んで良いのか分からない

積立投資と一言で言っても、種類が限られているわけではありません。耳慣れない商品がわんさか出てきて、一体どれを選んだらよいのか分からなくなり、そこで「やっぱりやーめた!」となってしまっていたわけです。

それで、「投資信託は9つの中から選びなさい」という本を買って読んでみていざ買おうとするのですが、どの証券会社で買えばよいのかも分からない状態でした。

最新版 投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!

私なりに努力はしたものの、全く手も足も出ない状態でした。

積立投資のメリット

積立投資のデメリットがこんなにあるなら、やらなきゃ良いだけなのですが、このデメリットを上回るメリットがあり、むしろ私はこのメリットの恩恵を受けたくて未練がましくしておりました。

積立投資の最大のメリットは複利運用であること

私が魅力的に感じた、積立投資のメリットは、

単利ではなく複利で運用される
少額からでも始められる
毎月少しずつ購入するので損するリスクを押さえられる

単利と複利の違い

金融商品の利回りには、単利と複利があるのですが、この二つの違いは、かなり大きいです。

難しいことは一切抜きにして簡単に大ざっぱに説明しますと、

例えば、10万円あるとします。

この10万円は年率3%の利回りがあり、10年間運用するとします。

単利での運用

単利で3%で運用される場合、

10万円×1、03=10万3千円になり、利回りで増えた3千円は源泉分離課税+復興税がかかり、600円ほど税金で引かれます。

実質、10万2千400円が手元に入ります。

更に、次の年も

10万円×1、03=10万3千円

税引き後、10万2千400円。

この式が10回あり、2千400円×10年=2万4千円増えます。

複利での運用

これを複利で運用した場合

1年目
10万円×1、03=10万3千円

2年目
10万3千円×1、03=10万6千90円

3年目
10万6千90円×1、03=10万9千272円

4年目
10万9千272円×1、03=11万2千550円

5年目
11万2千550円×1、03=11万5千927円

6年目
11万5千927円×1、03=11万9千405円

7年目
11万9千405円×1、03=12万2千987円

8年目
12万2千987円×1、03=12万2千987円

9年目
12万2千987円×1、03=13万477円

10年目
13万477円×1、03=13万4千391円

税金は、単利と同じ税金(源泉分離課税+復興税)が増えた3万4千391円にかかりますので、最終的な利益は27512円

複利での運用は長期であればあるほど単利よりも有利になり、資産の増え方も大きいです。

単利の商品と複利の商品

身近な金融商品として、

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単利は、銀行の預貯金などがあります。

複利は、クレジットカードのリボ払いや借金、生命保険会社の貯蓄性のある商品、投資信託などが適用されています。

複利を使って有利に自分の資産を増やすには、生命保険会社の貯蓄性のある商品か投資信託しかありません。

生命保険会社の貯蓄性ある商品は、終身保険と養老保険と年金保険ですが、これらは、契約期間が20年ほどの長期にわたり、途中解約すれば元本割れします。

また、生命保険会社の貯蓄性のある商品は以前は利率が高く魅力的でしたが、今はさほど魅力的な利率ではありません。

お金のない一般市民が複利の効果を使って資産を増やせるのが、投資信託の商品。

この商品を分割購入するイメージで月々積み立てる、積立型の投資信託がやっぱりベストなのですね。

投資信託は、利率が変動しますが、上手くやれば、6~10%は狙えるようです。

10パーセントの複利運用だと、7年で資産は2倍になります。

凄くないですか??

積立投資のデメリットを知り尽くしても、やっぱりメリットの魅力のほうに目が行ってしまいました。

投資信託のデメリットがあるけどやっぱりやってみた結果・・・

投資信託のデメリットを知って、昨年から少しずつ積立投資に挑戦してみました。

結果はご覧の通り。

投資額が12万円に対して、マイナス1万4千円弱。

投資信託のデメリット

まだ3ヶ月くらいですが、現在の株価の下落の影響をもろに受けています。

投資信託のデメリット

投資信託のデメリットの洗礼を受けて、これから本当にお金は増えるのか?

正直心配です。このまま下落が続いて、ゼロになったら・・・
そのリスクを考えると、絶望的にすらなります。

しかし、マーケットをよく知っている人は、このような下落状況の時が金融商品の買い時だと言います。それで多めに購入しているようです。

なぜなら、下落状況では、どの商品も一律に下がるので、普段は高い商品が、破格の値段になっているからだそう。

なんか、マーケットの下落で世間では盛り下がっている中、達人にとってはまるで、株式市場がバーゲンセールをやっているように見えているかもしれませんね。

私も将来的には、このようなマーケットが悲観的な時に、淡々と安めの株などを購入できるメンタルになりたい。

だから、今はそのための練習期間だと思ってじっと耐えています。

色々購入してみて、経験値を積む。

これが一番の勉強ですね。

ミセスワタナベみたいに、株式市場でゲームをするように、華麗にお金を動かして世界中の投資家を驚かせるようなたい。
そして資本主義というゲームを攻略してみたい。

私の今の密かな夢です。

投資信託のデメリットを心配しながらも一年続けた結果・・・

この記事を書いたのが2016年1月。
今から1年1か月前です(現在2017年2月)。

その後、あれほど心配した積立投資がどうなったかというと・・・

プラスです!!

当時は、「マイナス1万4千円になった」と泣き言を言っていましたが、一年後は累計5万円以上のリターンです。

他にも積立投資をやり、その投資はなんと13パーセント以上のリターンをたたき出してくれました!!

1年前は、日本に10%以上の利益を出す金融商品なんてないと思っていましたが、ありました!!

これは、ひふみ投信というところ。

ひふみ投信の評判は?レオスキャピタルワークスのセミナーに参加。シニアアナリストのお話をレポート
ひふみ投信が2016年1月より行っている「全国ありがとうキャラバン」に参加してきました。 「全国ありがとうキャラバン」はひふみ投信を運...

先日カンブリア宮殿で紹介されていました。

カンブリア宮殿で、ひふみ投信を紹介。いくらから投資できる?藤野社長の理念とは?
先日、テレビ東京のカンブリア宮殿でひふみ投信が紹介されていました。 ひふみ投信は、私も実際に積立投資でお世話になっており昨年一年で13パー...

積立投資は選ぶ商品を間違わなければ、凄いリターンありますよ!!

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