なぜ「本当にお金が増える投資信託はこの10本です」は、批判されるのか?

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週末のNY市場の暴落で、今日の日本の株式市場も下がる一方。

私の証券口座で株式投資しているお金も、サーって潮が引くようにお金が減っていました。

その中でも、「ひふみ投信」はプラスを維持。
アクティブ投資の強さを見せつけられた日となりました。

そんなアクティブ投資を紹介している「本当にお金が増える投資信託はこの10本です」という本ですが、やたらと批判コメントが多かったので、なぜこれほど批判されるのかについてを考察します。

「本当にお金が増える投資信託はこの10本です」はどうなの?

この本は、「投資信託はこの9本から選びなさい」というセゾン投信の中野社長の本の対抗馬として登場したものだと推測されます。
中野社長の本は、インデックスファンド(インデックス投信)の購入を推奨し、紹介されている9本は全てインデックスファンド。

そのため「本当にお金が増える投資信託はこの10本です」で紹介されているファンドは全てアクティブファンドになっています。

インデックスファンドとアクティブファンドの違い

インデックスファンドは、株価指数や債券指数などと同じような動きをします。なぜなら、組み入れられている株式や債券が同じ構成になっているからです。
銘柄の選択をする必要も無いので、管理や運用はコンピューターが行うためコストが安くなります。

アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を選んで運用するためコスト高になります。また、ファンドマネージャーの手腕や運用方針が成績にそのまま跳ね返ってきます。

長期的に見たら、インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも成績が良いというデータがあるようです。しかし、そのデータはアメリカのもので日本では少し違ってきます。

なぜなら、インデックスファンドに組み入れられている銘柄が一部上場企業のもので、日本の場合は成長が鈍化しているものが多く含まれているからです。

アメリカは、アップルやアマゾン、アルファベット(Google)、Facebookなど成長している企業の株価がインデックスファンドに組み込まれているため、放っておいても上昇していきます。

日本を代表するトヨタやNTTなどとは比べものになりませんよね。

なので日本では、インデックスファンドよりもアクティブファンドの方がお金を運用するならば魅力的です。

しかし、元々日本ではファンドは証券会社の手数料稼ぎのために存在していたため、多くのアクティブファンドは期待されるような成績を残していません。

数千あるアクティブファンドのうち、運用成績の良いをピックアップして紹介しているのが「本当にお金が増える投資信託はこの10本です」。

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紹介されている10本のファンド

この本で紹介されているファンドは、下記の通りです。

①DIAM国内株オープン
②iTrust日本株式
③ニッセイ健康応援ファンド
④三井住友・配当フォーカスオープン
⑤JーStockアクティブ・オープン
⑥ラッセル・インベストメント外国株式ファンド
⑦セゾン資産形成の達人ファンド
⑧エマージング・ソブリン・オープン(資産成長型)
⑨投資のソムリエ
⑩AMC/

アマゾンの批判コメント

結局、著者の立場として「証券会社が儲かる、信託報酬の高いアクティブファンド」の薦め本に過ぎない。

絶対におすすめしません。私がいい例です。資金を銀行の導くままに投資したところ百万単位の損失が出ています。こんな本と、銀行員は信用しないで下さい。自己責任ですから黙っていますが、金返せと言うのが本音です。

こんなコメントがゴロゴロありました。

アクティブファンド(アクティブ投信)の魅力とは?

手数料稼ぎで存在しているアクティブファンドは論外だとして、どのファンドもリターンを上げるためにファンドマネージャーたちが最大限の努力をしています。

「運用成績が良いもの」「損しないもの」という基準だけで選ぶと、損してしまった場合に、アマゾンの批判コメントのような発言やクレームが出たり、「誰だ、儲かるって言ったやつは!!」と悪者を探したり。

イヤな感じになってしまいますよね。

「お金が儲かる」と言う基準も大事ですが、そのファンドを動かしているファンドマネージャーたちの運用方針や考え方は、物凄く重要です。

彼らの考え方に賛同してお金を託しているのであれば、期待していたほどのリターンが出なくとも文句は言えないと思うのです。

お互いの責任ですから。

なので、ファンドマネージャーの情報はつねにウォッチしていく必要もあります。

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まとめ

投資信託(ファンド)は、単純に「お金が増えるもの」だけで判断すると損したときに、「チェッ」っと思うので、それだけで購入するのはやめましょう。

お金を託している会社のファンドマネージャーたちの考え方や運用方針を調べて、賛同するようならばお金を預けてみましょう。

自己責任ですからね。

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