「退職金が出た！」
「貯金がいつの間にか貯まっていた！」
「子どもの出産祝いなどでたくさんお金を頂いた」
など、
まとまったお金を運用する場合に、絶対にやってはいけない３つの注意点とは？について警告いたします。
最後に、安心安全にゆっくり増やす方法もご紹介します。
まとまったお金の運用法法でやってはいけない３つの注意点
注意１，金融のプロに相談してはいけない
金融のプロというのは、必ずしもお金に詳しくありません。
特に、銀行、証券会社、保険会社、FPなどは、金融商品のセールスマンです。会社の利益になる金融商品を販売することが彼らの仕事です。
会社の利益になる金融商品が、お客の利益になるとは限りません。むしろお客の損失こそが彼らの利益になるならば、できるだけ近寄らない方が良いですよね。
注意２，オフショア投資など、タックスヘブンや富裕層向けの投資などは手を出さない
まとまったお金があるからと言って、それが例え数億円あったとしても、富裕層向けの投資話には手を出さないようにしましょう。
特に、タックスヘブンなど税金逃れをするために海外で口座を開いてお金を預け入れたり、オフシェア投資など海外の金融商品に投資することはおすすめできません。
プライベートバンクなどの虚栄心をくすぐる言葉にも注意しましょう。
なぜなら、海外で運用したお金を日本に送金した場合、海外では税金がかからなくとも、日本では日本の法律に則って課税されます。
その際、４０～５０パーセント課税されることもあります。
海外での１億円が、日本では５～６千万円にしかならないならば、最初から日本で運用した方がましですよね。
注意３、まとまったお金を１度に１カ所に投資しない
まとまったお金を持つと気持ちまで大きくなるものです。
そのため、不動産投資や太陽光投資などの投資話に手を出そうとしてしまいがちですが、よほど勉強しないと儲かりません。
ビジネスの素人ならば、まとまったお金が消えて借金が増える可能性の方が高いと判断した方が賢明です。
安心安全に、まとまったお金をゆっくり増やす方法とは？
金融のプロに相談せず、富裕層向けの投資話にも乗らず、ビジネス目的の投資もできないとなると、一体全体何をしたら良いのか？
その答えは、「長期・分散・積立」投資です。
具体的には、小額を長期間、地域分散させて積み立てることです。
金融庁が今年、２０１８年から導入した「つみたてNISA」の方法は、一番簡単で、安心安全な投資方法です。
１０年くらいのスパンでゆっくり増えていきます。
インデックスファンドへ積立投資
安い手数料で、効率よく分散投資するならばインデックスファンドで積立投資するのが最適です。
世界的な大企業から、これから成長する企業などへ資産を預けることで、その会社の成長とともに資産も増えていきます。
アクティブファンドへ積立投資
少し前までは、アクティブファンドと言えば手数料が高く、儲からないものばかりがラインナップされていましたが、今では、インデックスファンド並の手数料で、運用成績の好調なアクティブファンドも増えてきました。
ロボットアドバイザーにおまかせする
AIの技術は、人間の持つスキルを代用してくれるまでに進歩しています。将棋ロボットや自動車の自動運転、料理を作るロボットなど、人間しかできないと思われてきた技術もできるようになりましたよね。
投資の世界にもロボットアドバイザーが登場し、的確な判断で売買してくれます。
特にウェルスナビは、ノーベル経済学賞を受賞したロジックが組み込まれた優秀なロボットです。資産を預け入れておくだけで増やしてくれます。
まとめ
まとまったお金を運用するなら、キーワードは「長期・分散・積立」です。
間違えても、金融のプロに相談したり、富裕層向けの投資に手を出したり、ビジネスに大金を投資するのは止めましょう。
ゆっくり時間をかけてお金を育てるつもりで、コツコツ続けて行けば減らすことなく、お金を増やすことができます。
プロの投資家に負けない最強の運用法法が、「長期・分散。積立」です。
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