節約とは生活の質を上げること、貧しくなる節約と豊かになる節約との違いとは?

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お給料日前はお金がほとんど残っておりません。
先日の週末(4/21,22)も、子どもと一緒に外出しましたが、小銭だけで2日間過ごすというウルトラ級の節約技を発動しました。

お金がないのは不便ですが、節約スタイルが身につくほど心は豊かになっているという現象が起きています。

節約は少ないモノやお金を最大限に利用するゲーム

週末、子どもが朝から外出する予定があり、食事代を渡す必要がありました。しかし、わが家のお給料日は毎月25日。

お給料日を直前に控え、悲しいかな、お金がほとんど残っておりません。

私も外出する用事があるので、2人分の交通費も出ていきます。

食事代など財布をどう叩いても出てきません。

そこで、子どもにはお弁当を持たせることにしました。
冷蔵庫にあるものを使い、お弁当に詰めたら何となくボリューミー。

子どもの大好きな、揚げ物もたくさん作り残った分は夕食に。お陰で夕食を作る手間も省けました。

残っていた食材を使ったので、お陰て冷蔵庫の中はすっきり片付きました。

子どもはお弁当と往復の交通費を持って出かけていました。

その後私も水筒を持って外出。結局2人で交通費しか使いませんでした。しかし、充実した週末を過ごすことができました。

貧しくなる節約と豊かになる節約

「節約」というと、以前は切り詰めるイメージがありました。
小まめに電気を消し、使わない家電製品の電源プラグは抜き、買い物はまずは値段を確認してから買う。

世の中に出回っている節約ノウハウも、「1日100円で過ごす」や「1ヶ月を5週間として生活する」など。
実際にやってみると、お金という見えないロープにぐるぐる巻きにされて、もの凄く窮屈になる生活を強いられているような感じです。

また、「家計の黄金比率」とやらを気にして「●●円以内でおさめよう」というのも、誰かに管理され、画一的な生活を強いられているようで違和感があり続きませんでした。

実際に、このような節約方法をやってみて分かったのは、「他人が決めた基準」をムリヤリ家計にあてはめて生活すると、心が貧しくなるということ。

なぜなら、「他人が決めた基準」で行う節約には、「わが家の基準」が入っていないから。

他人が決めた回答にあてはめようと必死に生活しても家族は幸せにはなりません。

ひもじい思いをしながら暮らすので、心まで貧しくなってしまいます

一方、「わが家の基準」で決めたルールで生活すると、お金をかけるべきところとそうではないところが明確になります。
家族全員が喜ぶ「お金をかけるべきところ」にお金を集中させることで、そうではない部分についてはあきらめがつきます。

そのあきらめがつくことで、「やらない」という判断が潔くできますから、ムダな時間やお金を使うことがなく、生活が引き締まります。

わが家の価値観に、お金と時間が集中することで、より充実した生活を送ることができます。その結果、心が豊かになれるのです。

お金と豊かさは反比例する

昔は、「たくさんお金があれば幸せになれる」とか、「豊かな生活を送れる」と本気で信じていました。

しかし、人間が使える時間やは限られています。

もし、東京ドーム何個分などの土地があたとしても、使い切れないし、所有することで税金が余計にかかります。

誰かに貸し出すにしても、慣れない仕事や煩わしい作業に時間を奪われてしまいます。

また、モノをたくさん抱えても、使い切れずに押し入れで眠っていたり、収納しきれずに溢れ出してしまったり。

ファーストクラスで世界中を旅して有名な高級ホテル泊まり歩き、三ツ星以上のレストランで食べ歩きできたとしても、私は満足しません。

自分の基準か明確になってからは、雨風がしのげて、食べるものに困らなければ、十分ではないかと最近特に思うようになりました。

豊かさは、モノやお金からは得られません。

それを使う「人」の気持ちが豊かでなければ、どんなに大金持ちでも豊かではないのです。

節約の本質は、人生の質を上げることで、お金と豊かさは反比例しているのかもしれません.

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