ホントは違うこと書こうと思ったのですけど、私のメールボックスに飛び込んできた記事を読んで衝撃を受けてしまいました。
とうとうここまで来たか・・・
ホームレスになる公務員が急増しているのは、ニューヨークでのお話しですが、近い将来日本でも十分起きる可能性あります。
今後の身の安全のために、今から対応をとっておいた方が良さそうですね。
公務員神話の崩壊
公務員試験に合格すれば、一生安泰という時代が確かに存在しました。
景気不景気に関わらず、一定額のお給料とボーナスが支給され、支給額は年齢とともに上昇。
退職後の年金も特別枠でもらえて、亡くなるまで国や地方が手厚く面倒を見てもらえます。
ただ、真面目に仕事さえしていれば、能力が低かろうが、時々サボろうが、長期欠勤しようがその権利は一生涯保証されていたのです。
また、事件でも起こさない限りは、クビ（懲戒免職）になることもなく、公務員は特権階級のようなものでした。
今後もその特権は続くでしょう。
ただ、欠点もありました。それは、お給料が上がりにくいということ。
この欠点にトドメを刺されたのがニューヨークのような大都市の公務員のようです。
ニューヨークなどの都心部の物価上昇は公務員にとっては痛手
この記事によると、ニューヨークの平均家賃が約２５万円くらい、公務員の年収が３２０万円くらい、２００万くらいの人もいるようです。家賃はもっと低いところを探せばあるだろうけど、１０万円くらいが最低ラインでそれ以下はダウンタウンなどの危険な地域になり、安心して住めないような場所になるようです。
なので、車の中で生活するとか公園で寝泊まりするとか。
もしくは、安い宿で暮らすとか。
今はニューヨークでのお話しですが、今後、東京でも十分可能性はあります。
東京都庁の職員が、新宿公園で寝泊まりとか、
２３区の職員が、ネットカフェで生活とか。
想像したくないですね。
ホームレス中学生に未来はあるけど、ホームレス公務員には未来はない
昔、お笑い芸人がホームレス中学生という本を書いてベストセラーになりました。彼の場合は、中学生だったから、ホームレスからのし上がって芸人として成功したというサクセスストーリーがありました。
子どもの頃貧乏でも、大人になったら貧乏をバネに成功できるよと、貧乏な子どもに夢を与えてくれました。
しかし、ホームレス公務員には絶望しかありません。
公務員という安定職から飛び出して、一発当ててやろうか！！という気概がないと、なかなかその場所から抜けだせませんよね。
お給料は低くても、今後安定した収入と年金が保証されているのであれば、先行き不透明な仕事に就こうという気持ちすら湧き上がって来ないかもしれません。
安定した貧乏を取るか、外れる可能性の高い博打に出るか？
という選択は、大人になってからはそう簡単に決められないものです。
TPP合意でお給料は新興国並になる？
最近では、日本でもTPP合意したというニュースが流れました。
TPP合意で私達の生活がどう変わるか？というと、大きな変化は雇用の問題だと思います。
金融の問題もありますが、それよりも大きいのは雇用の問題。
世界中から人やものが自由に出入りできるようになるとすると、仕事が奪われ、これまで守られてきたお給料も新興国並になる可能性もあります。
ここ１０年で日本の雇用体制は完全に崩壊しました。
使い捨て可能な派遣社員が増え、正社員ですら派遣社員並の対応になっています。
今後は、最低賃金制度を廃止するというお話しも出てくるんじゃないかなと予測しています。
物凄く悲観的なお話しになりますが、ここまで悲観的に考えて今後の身の振り方を考えておく必要もあると思う。
いざという時に泣きを見ないためにもね。
まとめ
公務員ですら、ホームレスになる時代が到来しました。
雇用制度が崩壊しつつある中、私達ができることは、自分で稼ぐ力をつけることしかないと思います。
それが嫌なら、畑や田んぼを耕して自分で自分を養うだけの食べ物を作る力を付けるのが良いのではないかな、と思います。
安倍首相も「一億総活躍社会」とかおっしゃっているようですので、老若男女お一人お一人頑張らないといけないようですね。。
「雇われて生活する」というこれまでの常識の転換期に来ているなと改めて実感しました。
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