「お金を増やしたいんだけど、よく分からないから銀行の窓口で聞いてみよう!」とか「無料相談会が開催されているから行ってみよう!」なんてお気軽に銀行や証券会社やFPに無料で相談しようとしていませんか?
退職金などのまとまったお金や資産は、銀行や証券会社、FPなどに無料で相談してはいけない理由をご紹介します。
資産運用を銀行などでしてはいけない3つの理由
1,窓口にいる担当者は、中立的なアドバイザイーではなく、自社の商品を売るセールスマン
例えば。あなたのメインバンクがA銀行だとしましょう。A銀行の窓口には当然、A銀行の社員、またはパート職員が常駐しています。
彼らは、A銀行から毎月お給料をもらっていますから、A銀行の利益を最大限にしなくてはいけません。
そのため、目の前のお客さんにとってはあまり魅力的ではない商品でもA銀行にとって魅力的な商品であれば「おすすめ」します。
もし彼らが「うちの商品は、魅力的ではないけど●●証券には魅力的な商品がいっぱいあるからそっちに行った方が良いよ」
なんて正直に言う担当者がいたら、速攻でその場から退場させられるでしょう。
中立的なアドバイザーを装う、保険の無料相談の担当者も同じです。複数の会社の商品の中から、その会社にとって都合の良い商品を選んで紹介して利益を得ています。
銀行にしろ、証券会社にしろ、多くのFPは、無料で相談であなたの話を聞く代わりに、あなたにとって損するような商品もおすすめして圧倒的に不利な条件で契約を結ばされる可能性があります。
ポジショントーク全開であなたに向かってくること間違いありません。
顧客にとっても銀行などにとっても良い商品があれば良いのですが、残念ながら窓口では扱っていません。
2,割高な商品ラインナップは、まるで品数の少ない百貨店のよう
銀行や証券会社はたくさんの商品があるようですが全ての金融商品を取り扱っているわけではありません。
銀行や証券会社にとって有利になる(高い手数料が取れる)商品を主にラインナップしています。その方が効率よく運用できるからです。
コンビニで言ったら、回転率の良い商品をポスデータから厳選して店頭に置いているセブンイレブンに近いです。
または、品数の少ない商品を定価で販売する地方の百貨店にもよく似ています。
コンビニや百貨店は、商品が見えるから、店頭に置いておけば売れていきます。
しかし、銀行の商品は見えません。そのため、担当者は、見栄えの良いパンフレットなどでカラフルなグラフや図でもっともらしく説明します。まるで、絵本で読み聞かせされる子どものように。
その心地よさにうっとり・・・
何て言うのはいけませんよ。
3,無知な優良顧客として扱われる
赤ずきんちゃんが「優しいお母さんだ」と思って、扉(心)を開いてしまったら、オオカミだったというように、担当者に連絡先を教えて、自分の資産をうっかりしゃべってしまったら、担当者が頻繁に連絡してくるようになるかも知れません。
証券会社や銀行、FPなどの担当者から連絡が来るようになると何となく「上顧客」として認められたような気分になりますが、彼らからしたら「良い鴨」です。
実際、私の知り合いも、退職金の運用を相談しに証券会社に行ったところ、2000万円くらい損する羽目になり、未だにその損失は補填できず、奥さんにも言えないと嘆いていました。
資産運用について知りたかったら、どこに相談に行けば良いのか?
お金の相談は、うっかり他人にすべきではありません。
自分で勉強するのが一番です。
資産運用やお金の増やし方については、山ほどあります。そして正解は個個人によって違います。
最終的な答えはその人の好みや価値観が強く影響するものなのです。
お金の相談は恋愛の相談に近いかも知れません。好みの異性も分からずに「良い人紹介して」と言ったところで、紹介される側は困るわけです。
お金も同じで、「こんなに良い方法があるんだけど」と、もしあなたの信頼している友人に言われたとしても、それは自分にとってしっくりこない方法かも知れません。
お金は複雑でわかりにくい印象がありますが、人生を快適に過ごすための道具であると考えて、自分自身の生活や人生にフィットするように扱うようにしましょう。そうすれば、それぞれにとって最適な答えが出てきます。
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