日本一アンチが多いブロガー、バフェット太郎氏による「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」は、アマゾンレビューでも賛否両論。
私も読んでみて、品の良くない表現と著者の上から目線の態度に、とても驚きました。
しかし、これらのマイナスを差し引いても、これから「米国株」をはじめようと考えている人にとってはプラスになるところが多かったのでご紹介いたします。
バフェット太郎氏へのアマゾンでの酷評
具体的な内容をご紹介する前に、どのような酷評が上がっているかをみてみましょう。
少なくとも筆者は投資家などではなく、アフィリエイターであり、ライターであり、評論家なのです。
この本も毒舌評論家が米国株を語る読み物として読めば楽しめるという点、『クソダサい投資家の「残念投資法」一覧』は共感できる点はプラスですが、一方で本家バフェットがヘッジファンドとの10年間の賭けの勝利で証明したS&P500インデックス投資を否定している点、そのアンチテーゼたる筆者の投資法自体が上記のような状態になっている点を踏まえて読者をミスリードしてしまう悪影響を考慮し☆2つです。
(引用元:Amazon)
筆者と同じ銘柄を持っていましたが目が覚めました。それでも現役の信者の方々は「投資家は短期的な株価の値動きに惑わされず、愚直に配当を再投資し続けるだけです」(そのまま引用)という決め台詞を信じているのでしょうが、事実XOMは10年前と比べても13%下がっています。10年間が「短期的な株価の値動き」なのであれば、彼の言う「中長期」とは15年か20年か、それこそ「含み益が出るまで」は彼にとってはずっと「短期」扱いなのでしょう。
(引用元:Amazon)
しかし、このような批評に著者自ら、返信して対応しています。
著者独特の表現力がこのような批判的なコメントを呼び込んだのでしょう。
「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」のエッセンス
バフェット太郎氏は、米国株で2年で1000万円の資産を作った実績があります。
やり方は、米国株の大型安定配当株に投資して配当を再投資する方法で、ローリスク。資産形成に費やした時間も、「1ヶ月に1度、3分で終了」と手間がほとんどかかっていません。
コツは、バレット太郎氏が「マネーマシン」よ呼ぶポートフォリオにあります。
このポートフォリオの中身は、8~16銘柄の米国株で構成されていて、その肝は、景気循環別にテーマが区分されており、できるだけ景気によるダメージを受けないように作られているところです。
景気循環別は、「回復」「好況」「後退」「不況」に分けられていて、「回復」時期には、ハイテク株や金融株、「好況」時期には、資産財株や一般消費財。サービス株、素材株、「後退」時期にはエネルギー株、「不況」時期には、生活必需品株、ヘルスケア株、通信株、公共株と分類されており、資産をどの位の割合で組み込むかがポイント。
ちなみに、バフェット太郎氏は、「回復」:「好況」:「後退」:「不況」=1:1:1:7
だそうです。
生活必需品などは、不況時期でも業績が安定しているので、ダメージを受けにくいからです。
具体的な銘柄は、コカコーラやジョンソン&ジョンソンなど。
誰もか知っている世界的な大企業ばかりです。
最後のページに紹介されている本はぜひ読んでみよう
バフェット太郎氏の投資の考え方は、最後のページに紹介されている投資の参考にしたという本の影響が強く、これらの本のエッセンスになっています。
これらの本は、投資家にとっては必読書と言われるくらい重要な本ですが、本から編み出した「負けにくい投資法」は、参考になりました。
バフェット太郎氏が、推奨する具体的な「米国株」の銘柄は、どこまで参考になるのか?は疑問ですが、考え方については、これから本格的に米国株で投資を始めようとしていた矢先ですので、大いに役に立ちました。
おわりに
最近、人手不足により、人件費が上昇しています。その結果、ものやサービスの値段かジワジワ上がっています。
身近なところで言えば、宅配便の料金。大手運送会社やゆうパックなどの料金が大幅にアップしています。
政府は消費税アップの前に、何としても2パーセントのインフレを実現しようとしています。
インフレ率に負けない利率で資産を運用しなければ、財産が目減りしてしまうという事態が起きてしまうのです。
そんな状況から見ても、米国株投資は、勉強しておいて損はありませんよ。
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