女子学生に厳しい就活、昔と何も変わらぬ現実。経済的に自立するために娘に学んでもらいたい5科目とは?

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「毎日イヤになるわ~」
昨晩遅く帰宅するなり嘆く夫。

理由を聞くと、今、会社では採用面接真っ最中。女子大生たちの真剣な質問に心が痛くなっているのだそう。

なぜなら、夫の会社は古い体質のオーナー社長が経営する中小企業。
女子大生に内定を出すつもりは一切ないけど、募集欄に「男性のみ」という記載をすると法律違反になるから事実は書けず、女子大生が必ず応募してくるのだそう。

その度に、「女性の営業や総合職は前例がない」などと言ってお茶を濁す。中には、優秀な女子大生もいるようですが、「女性」という理由で問答無用で不採用になる。

会社は事務的に「不採用」という通知を出しているけど、受け取った本人たちはどれだけ心を痛めているかと思うと、自分の娘の将来を悲観して「毎日イヤ」になっているようなのです。

うちの娘は、今年から中二。
勉強が嫌いで、容姿も普通。取り立てて特別な才能は1つもありません。

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能力の高い女性たちですら、苦戦している就活市場でうちの子は将来ちゃんと経済的に自立できるのだろうか?というのが最近の親としてのとてつもなく深い悩み。

就活まであと10年。その頃、就活なんて言葉があるかどうかは分かりませんが、経済的に自立した女性になるために学んでもらいたい5科目をご紹介します。

就活で「男女格差」の洗礼を受け、女性に圧倒的に不利なゲームのルールに気づく

女性が男性と比べて圧倒的に不利なゲームが存在していると気づいたのは、就職活動の時でした。
学生時代は、男女格差など一切なく、時々男女格差を匂わせる大人に接触すと「ずいぶん古い人だな」なんて思ったものです。
20年以上前の話で、今はだいぶ変わったのかなと思ったのですが、全く変わっていないようですね。

有名私立・国公立大意外を卒業した女性でも、苦戦しているというのです。

女子は優秀さと就活結果が連動しない
「今の新卒採用では、企業は女子学生の才能をムダ使いしている、と感じます。学生時代の優秀さと、就職活動の結果は必ずしも連動していません。大学では優秀でリーダーシップをとってきた女子学生が落とされる企業に、同じ大学の平均的な男子学生が通ります」
引用元:就活「男女格差」が女子学生を総合職から遠ざける——新卒採用は女子の才能のムダ使い

この現状って、私が就活していた頃(20年以上前)と何ら変わりません。

女の子に教育費をかけるのはもったいないのか?

このような現状を受けて、女の子が生まれても教育費にはお金をかけず、良いパートナーと巡り会うための努力をさせた方がよいのだと考える男性もいるようです。

主人と話をしたのですが…
女の子だから、教育費は

要らない発言。お金をかけたくないわけでなく、良い大学にいくより、良い配偶者に出会えるよう、教養や見た目を良くするようなところにお金をかけるべきだそうで…。
引用元:ヤフー知恵袋

それもごもっともな考えですよね。

それでも、今は、男性も収入を得るのは大変な時代で、結婚しても経済的に安泰するのは難しく、「共働き」が多くなっています。

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目指すは、結婚してもしなくとも経済的に自立した女性になってもらうこと

厳しいゲームルールの下で、女性が経済的に自立していくためには、学校教育で勝ち組になった程度ではムリなのです。

生き残っていくためには、どんなハードな仕事にも耐えられる体力と心、そして資本主義経済を生き延びるためのちょっとした知恵は、社会に出る前もまでに身につけてもらいたいですね。

経済的自立にした女性になる必須5科目とは?

1,「お料理」で身体と食の関係を知る

「お料理」と言っても、一般的なお料理番組やレシピサイトにあるような手の込んだモノではありませんよ。

麹を使った発酵食品をメインとする、昔ながらの日本人の伝統的な食と知恵です。簡単だけど美味しくて身体も元気になる「お料理」を真っ先に学んでもらいたいです。

このお料理を知っていれば、食や健康情報に右往左往することなく、とりあえず元気に働けます。

2,「お金」で管理と投資を学ぶ

「お金」については、学校では学ぶ機会がありません。言葉や社会的なルールと同じくらいに日常生活では不可欠で人生をコントロールするくらい力のあるものなのに。

少なくとも、「利子」と「借金」という「お金」だけが持つ特殊な性質は社会に出る前に知っておくべき、だと考えています。

そして、「収入-支出」を常にプラスにする習慣と、資産形成のための長期投資といざという時のための短期投資について学ばせたいですね。

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仕事にあぶれて無収入になってしまっても食いつなげるように、株取引くらいはできるようになってもらいたいです。

3,「セールス」でお金を稼ぐ力を学ぶ

貧乏な人でもお金持ちになれる可能性を秘めているのが実は「セールス」の力です。

ジャパネット高田は、テレビショッピングで財を築いた会社ですがその根本にあるのは「セールス」力です。他にも、「セールス」力で莫大な富を得た人たちはたくさんいます。

モノを売る力があれば、貧困層から富裕層にのし上がるチャンスがあります。会社に雇用されなくとも「セールス」で道が開けますので、絶対に身につけておきたいですね。

4,「ライティング」で伝え方を学ぶ

私がダメダメなので、子どもにはしっかり学んでもらいたいのが「ライティング」です。

「ライティング」の力は可能性を秘めています。書く力があれば、自宅でカチャカチャ書くだけで稼げます。

小説家や作家にならなくとも、「ライティング」と「セールス」の力を組み合わせれば、今ではアフィリエイトで稼げますから職にあぶれてしまっても、結婚して子育て中でも稼ぐことはできます。

5,「心」とのパートナーシップ

人生の全てのベースは「心」です。自分自身の「心」と仲良くパートナーシップを保てない人は、全てのことで人生ががたがたになります。

身体も心がベースですし、お金も投資も心が暴れ出すと上手くいきません。セールスは相手の心を読む仕事ですし、ライティングについては、自分の心がもろに出ます。

もっと言えば、恋愛も結婚も、自分自身の「心」と仲良くできない人は上手くいきません。

更に、家の中が散らかるのも心が散らかっているから。

自分自身の「心」とパートナーシップを深めることが、人生を楽しく生きるコツなのだと、この年になってようやく分かりました。

まとめ

女の子が就活で厳しい現実を突きつけられ、不利なゲームルールの元で経済的に自立していくためには、学校の勉強を一生懸命頑張っても報われません。

社会に出る前に、それ以外の学校では学べない科目を頑張らないといけません。

経済的に自立した大人の女性に育ってもらいたいから、この春休み中、あれこれ娘に言っています。

しかし、反抗期の娘は何一つ真剣に聞き入れてくれないのが悲しいところ。これからの人生の中で、痛い思いをしながら彼女なりの学びを深めていくのかもしれませんね。

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