完全になめきっていました、家計簿の特別支出の存在。
特別支出については、見て見ぬ振りをしながら毎月を何とか乗り切り、その多さに目をつむっていました。
現在参考にしている「正しい家計管理」通りに家計管理の建て直しを進めておりますが、年間の特別支出を出す作業に難航。
予測不可能な膨大な特別支出が隠れていました。
特別支出、皆さんはどうされていますか？
そもそも特別支出とは何か？
特別支出は、毎月の出費にはないけれど、年に一回程度出て行く費用です。
具体的には、年払いの保険料とか税金とか、帰省費用とか冠婚葬祭やお中元、お歳暮などです。
「正しい家計管理」によると、この特別支出は、予測可能な特別支出と予測不可能な特別支出に分けられます。
予測可能な特別支出は、年払いの保険料や税金、帰省費用、お中元やお歳暮など。
毎年、その時期が来るとルーチン的に出て行く費用やあらかじめ分かっている費用です。
問題は、予測不可能な特別支出。
例えば、壊れると思っていなかった電化製品が壊れて、修理に出したり購入したり。
または、突発的に発生する子どもの学校や塾などのイベント費用など。あらかじめ予測がつかない費用です。
子育てしていると毎月のように、何かしらの予測不可能な事態が起きます。
何人も子ども育てていれば、「お兄ちゃん、お姉ちゃんの時はこうだったから」なんて、ある程度の予測はつくのですが、全く初めての子育ては、手探り状態。
しかも、転勤族で周りにお友達がいない状態になると、「○年生だと、これくらいお金かかるよ」なんて言う情報も無かったりします。
マスコミの情報は、費用を大げさにして流した後で、「だから学資保険は絶対必要だよ」とか「投資してお金儲けてね」とか何かしらの宣伝が入る宣伝目的の情報が多くて当てにできませんし。
子どもの教育費は特別支出に入れるべきか
例えば、今回、年間の支出表を作って気がついたのですが、公立の小学生でも学年が上がるごとに費用がかさみ、６年生は１年間で１０万円くらいかかるみたいです。
うちの子は今、小学５年生だから来年は子どもの学校費用だけで１０万円は準備しておかなくちゃいけません。
中学校も公立中学に進学する予定ですが、中学校の学費も、部活も始めるともの凄くかかるのでしょう。
そうなると、教育費、特に第一子の教育費は、予測不可能な特別支出にしておいた方が良さそうです。
うちは一人っ子なので、毎年教育費は何かしらの予測していない出費があると覚悟しておこうと思います。
特別支出の予算を出してみる
特別支出は、家計簿を漫然と付けている時は、「あ、今月は帰省したからお金かかかっちゃったな、赤字だけど仕方ない」とか「あ、年払いの保険料あったの忘れてた、どっから捻出しよう？？」とか、特別支出があれば赤字でも軽く流し、まとまったお金がないと大慌てしていました。
特別支出があるなしで、その月の家計簿が変動して一喜一憂していましたがこれは全く意味がないことだと認識しました。
そして年間の特別予算を出してみると、５０万円では足りないくらいでした。
私はせいぜい１０万円程度を予測していましたが、それじゃあ全然足りません。
特別支出はどうやって用意するか？
年間５０万円以上の特別支出をどうやって用意するか？これが問題です。「正しい家計管理」の本では、この後何かしらのサジェスチョンがあるようです。
他の方のブログを拝見すると、毎月積み立てたりボーナスで用意したりしているみたいです。
我が家は今のところ特別支出に充てているお金はゼロ円です。
どうやって工面するかはこれから先の作業になります。
まとめ
家計管理を真面目にやり出したら、結構奥が深くて驚きました。
家計簿を付けるだけでは本当に家計管理をやっているうちに入りませんね。
我が家の現在のお金の状態を把握するだけでも大変な作業でした。
家計を黒字化するためには、稼げばよいと安易に考えていましたが、稼いで使えるお金が増えても、家計管理がしっかりされていないと、稼いでも稼いでもお金が貯まらないという負のスパイラルに入ってしまいますね。
今年もあと２０日くらい。
来年度からは家計を黒字化すべく、あとちょっと頑張ります。
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