お金のことって、身近な人であればあるほど相談しにくくないですか?
借金の返済やお金の運用、漠然とした不安などから、保険の見直しや家計管理など。
お金のトラブルについては、できれば隠しておきたいですよね。
私も以前、100万円の詐欺に遭いました。
その時は、家族にバレたら大変だし、誰に相談して良いかさっぱり分からず。
毎日後悔して精神的に追いつめられ鬱状態になってしまいました。
お金の相談は利害関係のない人にするのが基本
私が100万円の詐欺に遭った後、鬱状態になりました。
それでも自分で何とかしようと考え、行動しましたがどれもうまく行かず途方に暮れていました。
毎日、詐欺にあった自分を責め、100万円持ち逃げした人を恨んでいました。
半年くらいそのような状況でしたが、精神面のケアが必要だと感じ、心理療法を受けました。
その結果、気持ちが楽になったと同時に、お金についての自分自身の考え方の甘さや間違った認識について確認できました。
そして、この問題を自分自身の問題ととらえ、前向きに解決していこうという気持ちにまで回復。
失った100万円の穴埋めもしている最中です。
私のように、お金のトラブルで精神的に追いつめられたら心理療法はオススメです。
しかし、お金のトラブル以外にもお金の悩みはたくさんあります。
- 借金の返済
- 教育費や老後資金、住宅購入のための資産運用
- 保険の見直し
- 家計管理
- 漠然とした悩み
- 収入に対する悩み
など。
お金についての悩みは深いもの。
相談相手を間違えないように、それぞれの解決方法を見ていきましょう。
お金の悩み、借金の返済
借金の返済で困っている場合、弁護士さんなどに相談するのがベストではないかと思います。
ただ、
- 保証人などになって借金を背負った場合と、
- ギャンブルや失業などで借金を背負った場合
では借金の質が違ってきます。
保証人などになって借金を背負った場合は「断れない」という人間関係全般の弱点の表れです。
きちんと断れなかったことでトラブルに巻き込まれてしまったのです。どんなに恩のある人でも「借金の保証人」は、これまでの「恩」とは別の話です。
「ノー」と言いにくい相手でも「毅然と断る」芯の強さを持ちましょう。
ギャンブルや失業などで借金を背負ってしまったのは、何かしらの心の問題が原因です。依存症などを疑ってみると良いかもしれません。
依存症などの場合、借金を返済しても、また借金をしてしまう可能性があります。
教育費や老後資金、住宅購入のための資産運用についての悩み
資産運用について絶対に相談してはいけないのが、金融関連の会社に勤務しているか、代理店になっている人です。
具体的には、銀行の窓口や保険の営業、代理店、証券会社の営業などです。
金融関連の会社関連の人たちは、儲かる情報をたくさん持っているように見せて、実は会社が儲かる商品をススメてきます。
顧客が儲かる商品は金融関連の会社にとっては儲からないものなので、積極的に教えようとしません。
資産運用については、こういった会社の垣根を越えたつきあいのできる詳しい人に相談したいですよね。
ただ、そういった人とたちとはなかなかお近づきになれないならば、自分で勉強するのが早いです。
お金の勉強はココから始めてみると良いですよ。
保険の見直しについての悩み
保険の見直しを保険のプロと言われる人にするのも実はナンセンスです。
保険を「掛け捨て」ということで割り切っているならば良いですが、時々保険で資産を運用したい、教育費を貯めたいなどという考えを持っている人がいます。
私も金融について全く知識がなかった時は、保険で資産運用が一番安全だと思っていました。
しかし、そんな思いこみが大損する羽目になったのです。
そのことについてはこちらの記事で紹介しています。
保険の見直しをするなら、今のところ無料で相談できるところがベストですが、「掛け捨ての保険」だけにしてください。
資産運用については、担当するFPが持ち出しても、「保険で運用は考えておりません」と断ってくださいね。
お金の悩み、家計管理
家計管理の相談は、FPにしても良いのですが、結局、「保険を勧められる」というパターンになってしまいます。
FPは、複数の保険会社と契約して、保険の販売手数料で経営しているところが多いのです。
数千万円規模の家計ならばプロに相談しても良いかもしれませんが、1000万円以下なら自分で何とかできるものです。
私は、10年以上毎年赤字家計だった家計を一昨年から昨年にかけて立て直しました。
その時に役立った本が「正しい家計管理」という会計士さんが書いた本です。
この本一冊やれば、ほとんどの家計管理は解決すると思います。
漠然としたお金の悩み
お金に対する漠然とした悩みは、恐らく「収入面」についてではないでしょうか?
- いつまで仕事ができるのか?
- 老後にいくらあったら良いのか?
- 貯金はこれくらいあるけど大丈夫か?
- 病気したらどれだけあれば良いのか?
そういった、「お金が枯渇する可能性」を心配されているのだと思います。
今の社会は、「お金がなくなれば人生終了」という感じですからほとんどの人が持っている悩みだと思います。
その場合は、「自分は一ヶ月いくらあったら生活できるのか?」「1年ではいくら必要なのか?」を毎月の支出とともに、特別に支出されるお金も入れて計算してみるとだいぶ気持ちが楽になると思います。
それでも漠然とした不安を抱えているならば、お金について書かれた良書を読まれると良いと思います。
例えば、
働く君に教えたい「お金」の教養
投資家が「お金」よりも大切にしていること
などは、「お金」のプロが「お金」の本質について書いていますので、図書館で借りてでも読んでみることをオススメします。
収入に対するお金の悩み
今の時代、仕事や収入に対する悩みは、本当に根深いですよね。
日本が景気の良い頃は、一生懸命働けばお金は入ってきましたし右肩上がりにお給料が上がっていました。
イザというときは、佐川急便で配達をして年収が1000万円だった時代もあったのです。
なので、仕事にあぶれたり、借金を作ってしまった人たちはこぞって佐川急便で働いていたのです。
そんな、「いざとなったらこの仕事」というものがなくなってしまったのも大きいです。
多分これからはもっと収入は低くなる可能性がありますから、仕事をして収入を得ると言うことだけでなく、株式運用などもやった方が良いと思います。
株式運用のスキルが上がると収入面の悩みのほとんどは解決されるか軽くなります。
お金の相談を誰にするか?
お金のことってなかなか話しにくいし、誰に相談するのか悩むところですが、結局「自分で解決する」という選択が正しいです。
お金につていは、学校教育などでは学べませんので、育った環境が影響します。
- 親がお金に対してどんな考えを持っていたのか?
- 親がサラリーマンなのか自営業者なのか?
- 親が資産家なのか、そうでないのか?
親のお金に対する考えがそのまま刷り込まれてしまいます。
私の場合は親が公務員だったので「お金」には無頓着。
そういったことが影響して、実社会では痛い目に遭ってきました。
100万円の詐欺の体験も、「お金」に対する甘さで起こしてしまったのです。
それでも、こういったものすごい痛い体験をして、自分自身の心や考え方と向き合ったことで「お金」に対する認識もずいぶん変わりました。
100万円、詐欺にあった体験も「人生の授業料」だと割り切って考えられるようになったのです。
「お金」の悩みは、これまでの考え方を見直すチャンスです。
相談する相手を間違えず、真摯に向き合って、お金とのパートナーシップを深めて行きましょう。
お金があなたの強い味方になってくれれば、人生もっと楽しくなりますよ!
★お金の管理・貯蓄の知恵の宝庫です★→ブログ村 家計管理・貯蓄
★株式投資などお金を増やす方法の参考にしています★→にほんブログ村 株ブログ
★役に立つブログがいっぱいあります★→家計管理ランキング♪
★苦手な家事のお手本!★→にほんブログ村 主婦日記ブログ
★節約術、貯金術、家事とお手本の家計簿など★
■トラコミュ 主婦のつぶやき&節約&家事etc...
■トラコミュ 真面目なお金・節約・生活の知恵の話。
■トラコミュ ◇家計簿*お金事情*◇