学資保険、加入せずに10年経ちました。
それでも、子どもの教育資金の積立は、昨年の3月に終了。
教育資金は学資保険ではないもので代用しました。
学資保険に入らなかった理由
今から11年ほど前。
子どもが生まれ、
「わが家もそろそろ学資保険入っておこう・・・」
そう考えて、知り合いの生命保険の営業マンに相談しました。
すると、彼はこう提案しました。
「学資保険は利率が悪いので、もっと効率よく貯める方法で貯めたらよいのでは?」
その営業マンのお子さんも学資保険は加入せず、別の方法で教育資金を貯めたようです。
詳しく話を聞いて、学資保険の加入は見送り、その営業マンと同じ方法を選びました。
結果、10年で払い込みは終了し、あとは貯まったお金が複利で勝手に増えている状態です。
教育資金として貯めたお金は10年間で200万円。
この200万円はほったらかしでなのに、黙々と働いてくれています。
ありがたや、ありがたや。。
学資保険が必要ないと判断した理由
知り合いの保険の営業マンの方のアドバイスの影響もありましたが、うちが学資保険不要だなと判断した理由は3つありました。
1、利率が悪い(元本割れもあった)
2、子どもの死亡保障や入院保障は不要
3、もっと利率の良い方法があった
それぞれ詳細に説明します。
学資保険が必要ないと判断した理由1、利率が悪い
2005年2月。
今から11年ほど前は、学資保険の利率があまりよくありませんでした。
提案された、学資保険のシュミレーションを見てびっくり。
払い込んだ保険料と同額くらいのお金しか戻ってきませんでした。
私が保険の仕事をしていたときは、もっと利率が良かったはずなのに、もうそんな時代ではありませんでした。
学資保険の返戻率
学資保険は、利率を明らかにしていません。保険料の払い込みのトータルに対して、どれだけの戻り金(満期金+配当)があるか?で計算します。
払い込んだ保険料に対する戻り金は、返戻率と呼ばれています。この返戻率だけで見ると、100数%という記載があり、払った以上戻ってくるので安心しますが、利率を計算してみると、1~2%ほどです。
銀行預金よりはましですが、15年くらいお金を運用して、1~2%の利率は旨みを感じられませんでした。
学資保険が必要ないと判断した理由2、子どもの死亡保障や入院保障は不要
学資保険のメリットの一つに、契約者が亡くなった場合、以降の払い込みが免除になる精度があります。
月々の負担が軽減されて良いのですが、契約者が死亡保障などで別途保険に加入しているのであれば、学資保険のお金くらいは死亡保障の保険金で賄えます。
また、学資保険は子どもの死亡保障も入っています。
学資保険は、純粋な貯蓄型の商品でなく、親と子どもの保障が組み込まれています。
学資保険に子どもの入院保障などを付ければ、更に保障が加わり、貯蓄性は低くなってしまいます。
学資保険が必要ないと判断した理由3、もっと利率の良い方法があった
学資保険の目的は、教育資金。ですからどんな形であれ、お金が効率よく貯まってくれるものなら何でも良いのです。
知り合いの営業マンの方は、ご自身の子どもの教育資金は、
「10年払い込みの終身保険でまかった」
というお話でしたので、わが家も10年保障の終身保険に学資保険として加入しました。
わが家が加入した終身保険は、2~3%の複利での運用が保障されたタイプ。
昨年の3月に払い込みが終了しましたから、現在は、2~3%の複利で増えている状態です。
私は時々、どれくらい増えているかを保険会社のサイトでチェックするだけ。出番が来るまで太ってもらっている状態です。
当時としては、この方法がベストだったと思ったのですが、今考えればもっと効率よく利率の良い方法があったと思っています。
まとめ
学資保険は加入しなくても問題なかったと思っています。
それぞれご家庭によって事情が異なるので、わが家のやり方が正しいとは思っていませんし、ベストな選択だとも言えません。
一つ言えることは、
「子供が生まれた」→「学資保険に入ろう!」
そんな風に安易に考えるのではなくて、色々比較検討してみると良いと思います。
今は、保険の無料相談などもありますから、積極的に利用してみてはいかがでしょうか?
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