なぜ、片付けても片付けても、1週間もすれば元のごちゃごちゃした状態に戻っているのだろう??
- ものの定位置を決めていないから?
- 小まめに片付けしていないから?
- もしかして。発達障害?
実は、私は片付けがとても苦手です。
何とか克服しようとして、片付けの本を読んだり、きれいに片付いている方のブログを読んで参考にしたり、整理収納アドバイザーの資格を取得してみたり。
知識はあるのですが、情けないことに、全く生かされていませんでした。
その理由が分かりました。
部屋や生きもの。心の状態に合わせて変え続けていくもの
もくじ
今回ご紹介したい本「座敷童に好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」は、単なる片付け本ではありません。
貧乏神が取りつく部屋に住んでいた人を、座敷童に好かれるような部屋に住む人に変えて、きれいな部屋をキープできるようする指南書。
心を育てながら、部屋を片付けていく、コレまでありそうで無かったやり方です。
「部屋は心を写す鏡」と言われるとおりで、心が散らかっている人がいくら部屋を片付けても、また散らかってしまいます。
心の整理整頓ができないと、どれだけ知識があっても片付かないのですね。
この本の著者は、空間カウンセラーをお仕事にしており、「部屋作りの本質は人づくりにある」と考えています。
印象的な言葉をご紹介します。
人間が人間たる所以は、心があると言うことです。
だからこそ、その心を育てて、心をカタチにしていくことこそが、人展として生きる醍醐味なのだと、僕は今の仕事で痛感してきました。
あなたの部屋に、あなたの心を表現することを大切にしてみてください。
心は、常に揺れ動き変化していきます。それと同じように部屋の状態もその時々の心の状態で変化して当然なのです。
それを1つの正解という枠に収める必要はなく、常に心のありように合わせて変え続けて良いのです。
ただ、その中で唯一大切にしていただきたいのは、部屋に愛情を持ってかかわるということです。それは、あなた自信の心に愛情を持ってかかわることに直結していくからです。
住んでいる人の心のの成長に合わせて、部屋は変化していくもの。部屋は、住んでいる人の心そのものであり、生き物。ペットなのです。
あはたは大丈夫?ビンボー思考になる3つのポイント
この本で紹介されている、貧乏神が住みつく部屋になる、ビンボー思考になる3つのポイントについてご紹介します。
1.自分の得することを考える
部屋に物が溢れている、現実も上手くいっていない人たちの特徴として、「常に自分が得することを探している」傾向があります。
「お得だから買う」、「手に入れる」、「動く」という思考パターンの人は自分の得になることが最優先されますが、経済的に貧しくいつまで経っても豊かになれません。
2.常に正しい判断をする
常に正しい判断をしていると思っている人たちは、「ねばならない」という思考に囚われて、「しなくてはいけないこと」が増えていきます。
「しなくてはいけないこと」が増えると、自分の心に素直になれなくなってしまいます。
本当はどうしたいと思っているのか?自分自身の心の声が聞こえない状態に陥ってしまうのです。
3.理屈で考えて行動する
自分の頭で考えて行動するのは、いっけん、とても思慮深いように見えます。しかし、自分の頭とは、過去の自分の狭い価値観を基準にできているのです。
理屈で考えて行動している限り、「独りよがり」からを抜け出すことができません。
座敷童が喜ぶ部屋作り
逆に、座敷童が喜ぶ部屋づくりは、次の3点がポイントです。
1.玄関を整える
幸せは玄関からやってきます。
玄関にある不要な物を捨て、必要な物だけで整えることで、部屋の中がからりと変化していきます。
2.床面積を広げる
「収入は床面積に比例する」と、言われるように、床の上に物がほとんどない部屋をキープすることで、実際に収入もアップできるようです。
3.窓を美しく磨く
窓から差し込む光は、生命を活性化させます。
どんなに夜更かししても、朝の光が差し込むと「パッ」と目が覚めてスイッチが入ります。
自分の心に素直に、本音を大切にして生きることが、居心地の良い部屋作りのコツ
結局、この本で目指しているのは、「自分の心にどれだけ素直になり、本音を大切に生きるか?」ということです。
建前を優先して、自分の心に嘘をつく生き方は、不満や妥協しか生みません。自分の心の中の不足感を、他人や外に求めて奪うエネルギーが強くなるだけ。
誰も幸せにならないのです。
目指すべきは、
自分の本音に忠実に、心に素直になる。
これだけで、飛躍的に豊かになれるのです。
建前や人の顔色ばかり見て生きてきた人にとって、自分の本音はなかなか分かりにくいかもしれません。
しかし、この本の質問に反って考えを巡らしていくと、心が整理され、自分自身の本音が見えてきます。
その結果、部屋を片付けたくなるという嬉しい循環が始まります。
部屋に愛情を持って関わること、少ないモノと人と濃密に関わることは、ミニマリストさんたちの生き方そのものだった
一点のムダも無いミニマリストさん達の部屋に憧れ、彼らのノウハウを真似してみても同じようにはならず、「私には、やっぱりムリだわ」と思ってしまったという経験を何度かしました。
しかし、私が学ぶべきところは、ミニマリストさん達の、自分の本音に妥協しないマインドとブレない自分軸。
そうなるための、ステップバイステップが、この一冊の本を通してクリアになりました。
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