保険の契約をしたときから、結婚や転職などの生活の変化があり収入にも減ってしまった。
今、入っている保険で良いのか?払いすぎではないのか?
保険の見直しをしたいけど、負担が増えたらイヤだな。
などと悩んでいませんか?
保険の無料相談に行っても、基本的なことが分からなかったり、見直す目的が不明だったりすると、相手の売りたい商品をもっともらしくすすめられます。
プロに頼らなくても、1人でできる保険の見直し方をご紹介します。
保険の見直しはシンプルに
保険は各社で多種多様な商品が販売されていて、複雑で難しそうですが、基本は同じでとてもシンプルです。
まずは基本を押さえておきましょう。
死亡保険の見直し方とポイント
一般的なご家庭で、死亡保険が必要なのは、一家の大黒柱で子どもが小さい人です。残された家族のために数千万円単位の保障に加入しなければならないでしょう。
その際に、必要になる死亡保険の保障額は、一般的には下記の式で算出されます。
上記の式で計算すると子どもが大きくなるに連れて、必要になる保障額は徐々に少なくなっていきます。そのため、子どもの成長に合わせて保障が小さくなっていく保険がもっともムダがありません。
死亡保険は掛け捨てタイプがベスト
基本的に死亡保険は「掛け捨て」タイプです。「掛け捨て」という言葉に「お金がもったいない」というイメージがあるかもしれませんが、「万が一の保障を買っている」のでお金を捨てているわけではありません。
セコムなどのセキュリティ会社に支払う防犯代みたいなものです。
死亡保険は、子どもが18歳以上ならば、不要になると考えて良いでしょう。
医療保険の見直し方とポイント
医療保険も最近様々なものが販売されています。
定期タイプ、終身タイプ、貯蓄タイプなどの他に、ガン保険や女性疾病保険など病気に特化したものまであります。
もっとも経済的な医療保険の見直しのポイントは、定期タイプで医療保険だけに加入するというものです。
なぜ定期タイプの医療保険でOKなのか?
医療保険は、ガンや女性特有の病気のほぼ全てをカバーしています。ガン保険に入っていなくとも、ガンの場合の入院や手術の保障はありますし、女性疾病に入っていなくとも女性特有の病気になった場合は入院や手術は保障されます。
女性疾病保険が必要なのは、これから妊娠する予定で帝王切開するリスクのある人ならば、加入する意味は充分あります。帝王切開の部分はほとんどの医療保険ではカバーされていないからです。
いずれにしても、医療保険でどこまでの病気がカバーされるのかをあらかじめチェックしておきましょう。
終身タイプや貯蓄タイプの医療保険を選択する必要がない理由
終身タイプの医療保険は、一生涯の医療費をカバーします。若い頃に契約すれば割安の保険料になりますが、払い込む年数が長期になるため、トータルでみた場合、あまりお得ではありません。
「若くして病気をして、医療保険に加入できなくなったらどうするのだ?」
という心配があるかも知れませんが、蓄えをしておけば保険は不要です。
最近では貯蓄タイプの医療保険があり、契約終了後に払い込んだ保険料が戻ってくるタイプのものもありますが、給付金があった場合は差し引かれて戻るので、自分で負担しているのと変わりありません。
医療保険は3年以内に卒業する
病気になった場合、医療費として個人的に負担する額は、せいぜい200万円くらい。会社員や公務員ならば、手厚い社会保険があるのでもう少し少なくて済む可能性があります。
200万円くらいならば、積立投資などでお金を貯めて、医療保険は早々に解約しましょう。
万が一の時だけにしか利用できないお金は、融通が利きません。
保険に使われなかった場合に他にも使えるお金として備えておきたいですね。
貯蓄型保険の見直し方のポイント
学資保険、終身保険、養老保険、年金保険など貯蓄タイプの保険もたくさんありますが、基本的に保険会社の商品でお金は増えません。
学資保険などは元本割れする可能性もありますし、最近の終身保険は「低解約型」などと言って、契約期間内に解約した場合は大幅に元本割れする可能性があります。
私も、うっかり加入して大失敗しました。
また、利回りや返戻率などは、一般的な銀行の利率とは意味が違います。
更に、保険会社では手数料を公開しておらず自分のお金なのに不透明です。
保険の無料相談に行く前にチェックしたいポイント
保険に加入する目的が明確でなく、無知であると鴨にされる可能性があります。
無料相談に行く前に次のポイントをチェックしておきましょう。
現在支払っている保険料に会わせる必要はない
保険の無料相談で最初に聞かれるのは、「現在どれくらいの保険料を支払っているか?」です。
もしくは、加入している保険の保険証券を持参するように言われるかもしれません。
担当者は、どれくらいの支払い能力があるのか?を見定めているのです。
その上で、定期保険か収入保障保険を提案され、保険料は大幅に安くなります。
そして、
「今までの保険料で余った分を貯蓄に回しませんか?」
という提案があるかと思います。
その提案に飛び付くのは止めておきましょう。なぜなら保険で貯蓄するのはムダだからです。
特に、保険の無料相談ですすめられる貯蓄型のものは、キャンペーン中で手数料が多く取れるものだったりします。
相手は、ビジネス的な目線ですすめているに過ぎないので、きっぱりと断りましょう。
保険は、シンプルが正解
最終的に、死亡保険と医療保険、掛け捨てで、保険料は1万円以内がベストです。
うちの場合は、保険にかけているお金は月に5千円以下。
それでも何も困りません。
保険はシンプルに考えて、できるだけ賢く加入すること。
保険に支払う余裕があるなら、積立しましょう。
おススメの積立投資
ひふみ投信
セゾン投信
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